視覚に障害があっても、当たり前に働けるICT環境を
それが、私たちの目指すもの!
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ICTサポートプロジェクトについて
日々、ICTの利用環境は変化しています。私たち働く視覚障害者をとりまく環境も、大きく変化してきています。こうしたICT技術の進展は、私たち視覚障害者の就労機会を大きく広げる可能性がある反面、アクセシビリティに配慮されていない環境が就労機会の妨げになったり、新たな環境に対応するための訓練や情報収集が必要になるなど、従来以上に視覚障害当事者に負荷がかかるという新たな課題も出てきています。
私たち、認定NPO法人タートルICTサポートプロジェクトは、こうした就労におけるICT環境のさまざまな課題を解決し、視覚に障害があっても、当たり前に働けるICT環境の実現を目指して活動しています。
知ってほしい私たちのこと!
視覚に障害のある私たちは、スクリーンリーダーと言う画面を音声で読み上げる機能(ソフトウェア)や、画面拡大や色を変更(反転)する機能を使いながらPCやスマートフォン、タブレットを操作しています。こうした機能(ソフトウェア)を使うことにより、私たち、視覚障害者の就労機会は、近年、大きく広がってきています。一方で、こうした実態は、一般には、まだまだ、知られていないことから、就労におけるICT環境には、さまざまな課題があります。
84.6%の視覚障害者が困っているICTアクセシビリティ!
2020年12月に私たちのプロジェクトで実施したアンケート結果からは、働く視覚障害者の84.6%が、就労におけるICT環境について何らかの困りごとを持ちながら仕事をしているということがわかりました。近年のICT技術の急速な進展と就労環境のデジタル化の加速は、私たち視覚障害者の就労機会を大きく広げる可能性がある反面、アクセシビリティに配慮されていない環境が就労機会の妨げになったり、新たな環境に対応するための訓練や情報収集が必要になるなど、従来以上に視覚障害当事者に負荷がかかるという新たな課題も出てきています。
共に支えあい解決策を見つける活動
こうした視覚障害者の就労におけるICT環境のさまざまな課題を、共に考え、支えあいながら解決策を見つけていくことを目的として、認定NPO法人タートルでは、ICTサポートプロジェクトを立ち上げ活動しています。
視覚障害当事者だけでなく、その家族、支援者、視覚障害者を雇用している会社の担当者、あるいは、ICT機器やソフトウェア、支援機器などを開発している会社の担当者や開発者、エンジニアなどICT環境のアクセシビリティやバリアフリーに関心のある方に幅広くご参加いただき、共に考え助け合いながら、就労におけるICT環境の課題解決を進めていきましょう。多くの方のご参加をお待ちしています。