特定非営利活動法人タートル 情報誌
タートル 第31号

1998年10月9日第三種郵便物認可(毎月3回8の日発行)
2015年5月10日発行 SSKU 増刊通巻第5123号

目次

【巻頭言】

『ロービジョンの時代』

運営委員 中村 太一

私は緑内障歴30数年、発病から視野欠損が徐々に進み、中心視野を失った8年前に視野障害2級になりました。ここから私の本格的な「ロービジョンの時代」が始まりました。

ロービジョンという言葉、私はとても気に入っています。見えないわけではないですが矯正視力が出ない人は一般的に「弱視」と呼ばれます。この「弱い」という言葉が少々引っかかります。また障害者でない人を「健常者」と呼ぶことに違和感を覚えます。「常に健やかな人」とはかなりの修行を積まれた方で、そこらじゅうにはいないと思います。さらに視覚障害者に対して、「晴眼者」というのも少し気に入りません。私も以前「晴眼者」でしたが、当時も眼は曇っていました。そして「全盲」という言葉もどうも響きがよくないように思います。

ここはひとつ、ロービジョンの「ビジョン(見え方)」という言葉をキーに呼び方を考え直してみてはどうでしょうか。

晴眼者は「ロービジョン」に対して「ハイビジョン」、これだとテレビみたいですね。やはり「ノーマルビジョン」が適当でしょうか。全盲の方は「見えない」ということで「ノンビジョン」では気に入らないでしょうか。 これらの呼び名に異論はあると思いますが、以下、これを使わせていただきます。

私は今、ロービジョンの時代を生きています。ノンビジョンの不便さに比べれば随分恵まれていると思います。しかしながら、ノンビジョンに比べて、「見えないこと」に対する周囲の「認知度」はかなり低いと思います。「なんだ、見えているじゃないか」と思われ、「だったら自分でやれば」と言葉には出さないものの、そのような空気を職場で感じることがあります。無理をしてノーマルビジョンのように振舞って、疲れてしまうこともあります。実際にはできていないのに、できているふりをしてしまうこともあり、このような時は自己嫌悪に陥ります。

職場でも白杖を持てば一気に認知度は上がるかもしれませんが、まだ、杖なしで歩けるのにいかがなものかと思ったりします。「障害を受容していない」そうかもしれません。私はまだ「見ること」をあきらめていないのだと思います。

これが自分の首を締めることになっています。少し無理をすれば自分でできることも、他の人にお願いしてやってもらうのかどうか迷います。周りの人がすべき「配慮」と自分自身の他人に対する「甘え」、この境界に悩みます。

ロービジョンの方は多かれ少なかれこのような思い・経験をされているのではないでしょうか。ノンビジョンの先輩方はこれらを乗り越えて今をたくましく生きられている、本当に尊敬します。

先輩方の貴重な経験の話や、現在苦戦している人の話、それらが集まってくるのがタートルという場所です。様々な「ヒント」がそこにあると思います。それを活かすかどうかは参加される皆さんの選択です。 タートルという場で共に悩み、考え、そして語らい、酒を酌み交わし、最後には笑いとばす。そのような感じでロービジョン時代を乗り切って行くのはいかがでしょう。

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【総会のお知らせ】

『平成27年度NPO法人タートル通常総会と記念講演のお知らせ』

新緑の候、皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は当法人の活動にご支援、ご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
さて、平成27年度通常総会を下記のとおり開催いたします。万障お繰り合わせの上、ご出席いただけますようお願い申し上げます。
つきましては、会員の皆様はお手数ですが、ご出席の可否をハガキまたはメールにて必ずお知らせください。総会の成立は正会員総数の過半数出席(出席または委任状提出)が要件になっています。皆様の積極的な出席をお願いいたします。内容につきましては本誌に掲載の総会関係資料をご参照ください。
なお、東京会場以外のスカイプ会場参加では議決権行使はできません。事前に委任状の提出をお願いいたします。

NPO法人 タートル 
理事長 松坂 治男

日時:平成27年6月6日(土)10:30〜17:00(受付10:00〜)
場所:(社福)日本盲人職能開発センター 地下研修室
〒160-0003 東京都新宿区本塩町10-3
交通:四ツ谷駅(JR線、東京メトロ南北線・丸の内線)下車徒歩7分
駅からのガイド:9:30〜9:45の間、駅改札にガイドボランティアを配置します。
*ガイドを希望される方は6月1日までに事務局までご連絡をお願いいたします。
連絡先(以下は委任状のアドレスではありません。)
 TEL 03-3351-3208
 メール  m#ail@turtle.gr.jp
 (SPAM対策のため2文字目に # を入れて記載しています。お手数ですが、上記アドレスから # を除いてご送信ください。)

《午前の部》 10:30〜12:00
1.平成27年度通常総会
議題
第1号議案 平成26年度事業報告について
第2号議案 平成26年度収支決算報告について
第3号議案 監査報告
第4号議案 平成27年度役員選任案について
第5号議案 平成27年度事業計画案について
第6号議案 平成27年度収支予算案について

《午後の部》 13:30〜17:00
2.記念講演
演題 「視覚障害者の職業選択の自由 〜働く権利を現実のものとするために〜」(仮題)
講師 竹下 義樹(たけした よしき)氏
3.参加者の交流
参加者近況報告・意見交換

『平成27年度NPO法人タートル通常総会・記念講演 スカイプ会場のご案内』

[ご注意] 当日、東京会場以外のスカイプ会場では議決権の行使はできません。正会員の方は予め委任状の提出をお願いします。また、スカイプの通信状況により、聞き取りにくい場合があることを予めご了承ください。

■大阪会場案内  担当理事 湯川 仁康

日時:平成27年6月6日(土)10:30〜17:00(受付午前10:00〜)
場所: (社福)日本ライトハウス情報文化センター 4階 会議室4
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-13-2
交通:大阪市営地下鉄四つ橋線肥後橋駅北改札から2番出口を出てすぐ左
*日本ライトハウス情報文化センターまでのアクセス
http://www.iccb.jp/access/
定員:15名  非会員であっても午前の部(総会)からの参加も歓迎します。
参加費:無料

◎プログラム

《午前の部》10:30〜12:00 1.NPO法人タートル通常総会
スカイプにて東京会場より中継します。

《午後の部》13:30〜17:00
2.記念講演
スカイプにて東京会場より中継します。
演題 「視覚障害者の職業選択の自由 〜働く権利を現実のものとするために〜」(仮題)
講師 竹下 義樹(たけした よしき)氏 (社福) 日本盲人会連合 会長
3.交流
参加者近況報告・意見交換

◎申込方法

下記メールアドレスまでお申し込み下さい。
件名:「タートル大阪会場参加(お名前)」
本文:参加される方のお名前、会員・非会員の別、午前の部、午後の部、懇親会の出欠
締め切り:6月1日(月)まで
タートル大阪会場連絡用メールアドレス(問い合わせ先)
e-mail:o#saka@turtle.gr.jp
 (SPAM対策のため2文字目に # を入れて記載しています。お手数ですが、上記アドレスから # を除いてご送信ください。)

■福岡会場案内  担当理事 藤田 善久

日時:平成27年6月6日(土)10:30〜17:00(受付10:00〜)
場所:(社福)福岡市身体障害者福祉協会 南障がい者フレンドホーム 学習室
〒815-0031 福岡市南区清水1-16-22
アクセス:http://shimizu-work.com/shimizu/access
電話:092-511-1135
定員:20名 *非会員であっても午前の部(総会)からの参加も歓迎します。
参加費:無料
*ガイドを希望される方は、6月1日までに福岡会場担当の藤田までご連絡ください。

◎プログラム

《午前の部》10:30〜12:00
1.NPO法人タートル通常総会
スカイプにて東京会場より中継します。

《午後の部》13:30〜17:00
2.記念講演
スカイプにて東京会場より中継します。
演題 「視覚障害者の職業選択の自由 〜働く権利を現実のものとするために〜」(仮題)
講師 竹下 義樹(たけした よしき)氏 (社福) 日本盲人会連合 会長
3.交流
参加者近況報告・意見交換

◎申込方法

下記メールアドレスまでお申し込み下さい。
件名:「タートル福岡会場参加(お名前)」
本文:参加される方のお名前、会員・非会員の別
締め切り:6月1日(月)まで
※タートル福岡会場連絡用メールアドレス(問い合わせ先)
e-mail:y#osfujit@ku.kumagaigumi.co.jp
 (SPAM対策のため2文字目に # を入れて記載しています。お手数ですが、上記アドレスから # を除いてご送信ください。)

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【総会議案】

『第1号議案 平成26年度事業報告』

■活動総括   理事長 松坂 治男

基本的な事業である、1.相談、2.交流会、3.情報提供、4.セミナー・啓発の4事業はほぼ計画どおりに実施された。
1.相談事業は、複雑な相談が多く、ロービジョン相談会が14回実施された。
2.交流会は、タートルサロンが定着し、多くの参加者の出会いの場の提供ができた。
3.情報事業は、大学や企業の研究の協力ができた。
4.セミナー・啓発事業はガイドブックを眼科医・ハローワーク・各種支援団体等に2,000部配布した。出前講座の実施には至らなかった。
5.その他の事業として、
・20周年記念祝賀会の準備を進め、記念誌の原稿を53名に依頼し、そのまとめを行った。
・活動資金を広く集めるために、認定NPO法人への移行を東京都に申請した。都法人課の現地調査を終え、審査会の結果を待っている。
・昨年度は基盤強化のための助成金を損保ジャパンより受け、今年度は日本郵便の年賀寄付金配分が決まっている。
・日本盲人職能開発センターより、借室料の減免及びガイドブックの2,000冊の寄贈を受けた。
・会員数は増加の傾向にあるが、会費未納者が多く、会費収入は減少している。会費で運営しているのでその対策が必要である。

■相談事業報告    工藤正一

1.相談件数
平成26年4月から平成27年3月までの相談実件数は、ロービジョン就労相談14回実施(41件)及び面接による個別相談12回実施(19件)であったが、それ以外の総件数については、集計途中につき、後日改めてタートル情報誌第32号で報告することとしたい。ちなみに、平成25年度の場合、相談の総実人員(件数)は合計319件(視覚障害当事者244件、その他72件)であった。

2.結果
1) 相談の方法は昨年と同様である。タートル交流会やタートルサロン(平成25年4月開始)と連携を図り、早期に支援を開始した。相談の多くは電話やホームページから入って来るが、眼科医や福祉施設からの紹介も多かった。また、眼科医などの専門家の協力を得て行うロービジョン就労相談(平成21年度開始)も定着した。
2) 電話からの相談は、第一義的には相談員が在宅で受け、その結果を相談スタッフで共有し、各スタッフが適宜その専門に応じて対応した。一方、ホームページからの相談には、各自がその得意分野に応じて対応した。何れの場合も、できるだけ交流会やサロンに導き、仲間との交流を図った。
3) 地方の相談は、各地区担当理事と連携して対応したが、特に関西地区と九州地区の相談が多かった。なお、スカイプを活用した遠隔地相談会(スカイプ相談会:平成23年度開始 大阪〜東京)は、昨年度に続いて今年度も実施できなかった。しかしながら、1事例ではあるが、その都度対応している個別相談会(大阪)において、スカイプ中部地区担当理事も同席し、相談者のニーズに応じて、的確な相談支援ができた。このことから、臨機応変に距離の壁を越えて対応できるスカイプ活用の幅が広がった。
4) 相談は労働、年金、医療、福祉など多岐にわたった。 就労に関しては、タートルの『GUIDE BOOK 〜視覚障害者の「働く」を支える人々のために〜』や高齢・障害・求職者雇用支援機構の各種資料を活用した。
5) 継続・再就職相談に対しては、眼科医や産業医をはじめ、ハローワークや地域障害者職業センターなどの職業リハビリテーション機関との連携を図った。特に、継続・再就職のためには、職業訓練がカギとなるため、これらの訓練の実施機関と連携を図った。また、職業能力開発校における訓練だけでなく、障害の態様に応じた多様な委託訓練や、就労移行支援事業を活用するとともに、雇用管理サポート、ジョブコーチ、就労支援機器貸出し制度などを活用した。
6) 職場復帰や雇用継続については、産業医の意見や人事労務担当者の判断が重要となるため、眼科主治医から産業医等に情報提供するよう助言した。
7) このような相談の成果を関連学会等を通じて発表し、意見交換を図り、タートルの存在と役割をアピールした。具体的には、@2014九州ロービジョンフォーラム(8月2・3日 福岡市)、A第15回日本ロービジョン学会学術総会(11月1・2日 さいたま市)、B第6回医療が関わる視覚障害者就労支援セミナー(11月16日 神戸市)、C第56回日本産業・労働・交通眼科学会(12月6日 東京都江東区)などで発表した。
8) 相談が蓄積されるに伴い、フォローアップしなければならない事例も増え、経年的に支援を行っているものが少なくない。そのような中で、相談の結果をみると、交流会やサロンに参加し、お互い励まし合い、様々な困難を乗り越え働き続けている。そのこと自体が成果であるともいえる。換言すれば、在職中の早期の相談こそが、働き続けられることに通じ、眼科医療におけるロービジョンリハビリテーションの重要性とも通じる。

3.今年度の相談の特徴
1) 教員を含む地方公務員の職場復帰が多かったこと、「人事院通知」(注を参照)が参考にされ、長期間の訓練を研修扱いで受けた事例が散見されるようになったことである。
2) 就職、再就職の決め手は職業能力開発訓練であるが、職業訓練施設が少ないといわれる中で、労働・福祉の枠組みにとらわれず、利用可能な社会資源を効果的に活用した。
3) 仕事を継続しながら受けられる在職者訓練は、中途であるか否かに拘らず、働き続けていくためには命綱といってもよい。その意味で、在職者訓練は、働き続けるための「合理的配慮」としても重要であり、今後もニーズは高まるものと思われる。

4.今後に向けて
1) 改正障害者雇用促進法の施行により、平成28年4月1日から、事業主に対して、障害者に対する差別の禁止、合理的配慮の提供の義務が課せられる。関係者の間で大きな関心を呼んでいることに鑑み、相談を通じて把握できた合理的配慮事実については、次号以降のタートル情報誌で取り上げていきたい。
2) 平成25年度までは、職場復帰、再就職、新規就職、進学を果たした数字を報告してきたが、年間の新規相談の総実件数と同様、次号以降のタートル情報誌上で報告することとし、その際、本人の体験も投稿していただくよう働きかけていきたい。

<注:人事院通知>
http://www.turtle.gr.jp/kenshu.html
人事院は平成19年1月29日付けで職員福祉課長と研修調整課長連名の通知「障害を有する職員が受けるリハビリテーションについて」(職職−35、人研調−115)を、各省等人事担当課長あてに出している。そのポイントは、(1)けがや病気が治る見込みがなくても医療行為として行われるリハビリテーションは病気休暇の対象となり得ること、(2)点字訓練や音声ソフトを用いたパソコン操作など復職に必要な技術を修得する訓練は人事院規則に基づく研修に含まれること―を各府省庁人事担当課長あて通知したもの。総務省を通じて各都道府県市町村まで通知されている。本通知は「合理的配慮」が具現化されたものとして評価でき、民間企業においても積極的に参考にされることを期待する。

■交流会事業報告   重田 雅俊、湯川 仁康、藤田 善久

1.タートル交流会
(1) 実施日時と場所
実施日:9月・11月・3月の第3土曜日
実施時間:13時30分〜15時15分
実施場所:
9月  東京会場 日本盲人職能開発センター 地下研修室
    大阪会場 (社福)日本ライトハウス情報文化センター 4階 会議室 3
    熊本会場 熊本市障がい者福祉センター 希望荘 3階 会議室B
11月 東京会場 日本盲人職能開発センター 地下研修室
    大阪会場 (社福)日本ライトハウス情報文化センター 4階 会議室3
    福岡会場 北九州市立西部障害者福祉会館 5階 和室
3月  東京会場 日本盲人職能開発センター 地下研修室
    京都会場 オフィスゴコマチ 3階 大会議室
    福岡会場 福岡県立ももち文化センター 3階 会議室1
(2) 実施内容
講師を招いての1時間の講演と30分の質疑応答
9月20日 交流会 講師 広川正樹氏
参加者数 99名 (東京 60名、大阪 24名、熊本 15名)
テーマ「再就職、就職継続に向けての職能訓練の実際」
11月15日 交流会 講師 市川浩明氏
参加者数 96名 (東京 58名、大阪 27名、熊本 11名)
テーマ「退職から転職…職業訓練・面接・就職後のキャリアへのヒント!」
3月21日 交流会 講師 工藤正一氏
参加者数 107名 (東京 75名、京都 20名、熊本 12名)
テーマ「相談活動20年を振り返って」
(3) 事業効果
ア.視覚障害者の就労に関するタートル独自の情報を会員等に提供できた。
イ.毎回多数の参加者があり、タートルの看板としての役割を果たすことができた。
ウ.交流会の企画運営について、引き継げるスタッフを養成することができた。
エ.福岡市以外で開催したことにより、情報交換の輪が広がったといえる。
(4) 課題等
ア.専門家・当事者・タートル関係者を講演の柱にし、就労に関する内容でタートル独
自の講師を準備する。 イ.スカイプ対策を引き続き確実に実施する。
ウ.会場を増やす場合に備えて、エコーキャンセラーマイクなどの購入を検討する。
エ.交流会班を確実に引き継げるスタッフを増やす。
オ.タートルの活動を広げるためにも、福岡市以外で開催することは有効的なのだが、開催に至るまでの事前準備と、諸経費が必要となる。

2.タートルサロン
(1) 実施日時と場所
実施日:8月を除く毎月第3土曜日
実施時間:独自で実施する場合は、14時00分〜16時00分
総会や交流会の後に実施する場合は、15時30分〜16時30分(ジョイント会場 も同様)
実施場所:日本盲人職能開発センター 地下研修室
※ジョイント会場の実施場所は、【1.タートル交流会(1)の実施場所】を参照。
(2) 実施内容
相談活動と会員間の交流
タートルサロン参加者数 東京会場 415名
4月 32名、5月 32名、6月 55名、7月 30名、8月 工事で中止、9月 60名、10月 15名、11月 58名、12月 12名、1月 22名、2月 24名、3月 75名
ア.定例化してきており、毎回多数の参加があり、多様な話題が提供された。
イ.相談窓口から紹介があり、毎回初めての相談者も参加していた。
ウ.毎月実施にも関わらず理事やスタッフの参加が多かった。班分けも可能。

(3) 事業効果
ア.毎月の定例化により参加者も多く、入会に繋がるケースもみられる。
イ.重要な相談活動の場であり、タートルと相談者をつなぐ窓口となっている。
ウ.会員間の主体的な交流の場であり、情報入手の場ともなっている。
(4) 課題等
ア.毎回多数の参加者があるので、簡単な自己紹介の後に分散化を試行する。
イ.記録の形式を統一し誰でも記録できるようにする。
ウ.相談者の連絡先や状況などの個人情報の記録については、相談班に任せる。
エ.相談対応スタッフのスキルアップを図るため、障害の理解・各種訓練・年金・休職などの基礎知識について毎回20分程度の学習会を試行する。
オ.参加人数の少なかった12月の実施について検討する。

■情報提供事業報告

1.IT   松坂 治男
(1)Webの管理(外部委託)
ア.行事等のお知らせ:8回、「情報誌タートル」:4回を掲載した。
イ.寄付金・助成金のページを追加した
(2)MLの管理(外部委託)
タートルML・会員専用ML・役員連絡用ML
「おもしろ哲学」の連載、外部で開催される各種講座の案内情報等活発な意見交換が行われた。
(3)スカイプを利用した交流会開催時の通信の安定を図る。
大きなトラブルもなく実施されたが、まだノイズ等が発生しているため、更なる検討が必要である。
(4)大学・会社の視覚障害者対象のアンケート及び実証実験調査への協力
メールを使用したアンケートを各種メーリングリストの協力で行った。実証実験の試験者を紹介した。
○新潟大学 工学部 福祉人間工学科 渡辺 哲也
立体コピー用紙上の点字の読みやすさについての実証実験
目標参加者数:5名、参加者数:5名
○筑波技術大学 保健科学部 情報システム学科 准教授 坂尻 正次
スマートフォン・タブレット端末・携帯電話の利用状況調査票
目標件数:150件、回答件数:111件
○株式会社ゴビ
歩行補助用に電子的な視覚障害者誘導用ブロック(通称点字ブロック)の実証実験
目標参加者数:20名、参加者数:25名

2.情報誌作成   長岡 保
(1)全般
計画通り、第27号〜30号まで情報誌タートルを4回発刊した。
(2)着意した事項
昨年に引き続き、「お知らせ」のコーナーで、タートルの年間の活動、今後の予定等を努めて早い時期に周知するよう配慮した。 また、相談活動、必要な事務連絡については、初めて情報誌を見る新しい会員の方にも漏れなくお知らせするため、毎回ほぼ同じような内容を継続的に掲載した。
(3)問題点及び対策・処置等(次年度への反映)
ア.問題点
「職場で頑張っています」と「定年まで頑張りました」のコーナーを第24号から実施してきた。定年まで勤務される方が本当に多くなってきていると実感している。本人の努力、社会制度の整備等のほか、タートルの相談活動、交流会、タートル仲間からのメッセージや情報などが、よい方向に後押ししているものと推察する。しかしながら原稿をお願いしても、なかなか了解・投稿してくださる方が少なく、苦慮しているのが実情である。
イ.対策処置
「職場で頑張っています」と「定年まで頑張りました」のテーマ・内容とも現在頑張っておられる仲間にとって、とても参考になる、勇気と力を与えてくれるものと確信している。そこで、「職場で頑張っています」と「定年まで頑張りました」コーナーを、各号ごと、交互に掲載することとしたい。

■セミナー・啓発事業   新井 愛一郎、安達 文洋

今年度もセミナー事業と啓発事業が共同して活動を行った。
2014年2月に発行したガイドブックをタートル会員、就労支援関係諸機関、眼科医、産業医をはじめ、連合、東京経営者団体に頒布。タートルホームページにも掲載し、広く内容を伝える活動をした。出された意見や感想を今後の改訂の大切な材料としてきちんと整理していくことが課題である。
出前セミナーについては、担当者での検討を積み重ね内容の検討を進めたが、実施には至らなかった。スタッフの集まりをきちんと位置付けし、事業計画に基づいて行うことを再確認した。また横浜での就労支援の会場に集まった企業に、セミナー開催の宣伝を行ったが、今までの整理を行い、広く宣伝していくことは来年度の課題としたい。

■助成金申請   湯川 仁康

助成金の情報収集に努め、タートルの事業に合致すると思われる3件の申請を行い、2件採択となった。
○ファイザー株式会社
助成事業名:ファイザープログラム〜心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援〜
申請事業:中途視覚障害者の就労相談・支援事業
申請額:280万円
結果:不採択(予備選考は通過)
○公益財団法人損保ジャパン記念財団
助成事業名:NPO基盤強化資金助成
申請事業:認定NPO法人取得資金の助成
申請額:30万円
結果:採択
○日本郵便株式会社
助成事業名:平成27(2015)年度 年賀寄附金配分申請
申請事業:「中途失明V」 未来を信じて 〜タートル20年の歩み〜 冊子の作成事業
申請額:50万円
結果:採択

■ボランティア関係   長岡 保

1.ボランティアの現況等(東京)
(1) 交流会や総会等タートルの行事に協力して頂ける方は9名である。ただし、現在3名の方は行動が難しい状況で、実質6名である。うち2名の方は、賛助会員である。
(2) 交流会、総会等においては、会員のみならず、多くの方に参加を呼びかけている。利用路線も3本あり、参加者の安全を期するためには、3名以上のガイドが必要である。
(3) 情報誌等で募集を呼びかけているが、成果はあまり上がっていない状況である。
2. 7月に、タートルの理事と協力者との意見交換会を実施した。
一堂に会して、直接意見を述べ合うことは、相互の意思の疎通を図るうえで、有意義であった。関係の保持、新たな協力者情報の提供等をいただくためにも、継続することが望ましいと考える。
3.東京以外のボランティアの状況
地方会場は、何処も、固定したボランティアの支援が得られず、その都度、協力してくれる方を探して、地方理事の工夫と奮闘に頼って実施しているのが現状である。

『第2・3号議案 平成26年度収支決算報告及び監査報告』

(注釈)
エクセルデータのため省略。

第3号議案の内容は、以下のとおりです。

〔平成26年度 会計監査報告〕

平成27年4月15日
監査の結果、事業が公正に行われ、収支決算が相違ないことを認めます。

監事 大橋 由昌 印
監事 伊吾田伸也 印

『第4号議案  平成27年度役員選任(案)』

定款の規定により、理事及び監事の全員が平成27年6月13日をもって任期満了となる。

平成27年度役員選任(案)

理事 安達 文洋 (アダチ フミヒロ)(重任)
理事 新井 愛一郎(アライ アイイチロウ)(重任)
理事 市川 浩明 (イチカワ ヒロアキ)(新任)
理事 和泉 森太 (イズミ シンタ)(重任)
理事 神田 信  (カンダ シン)(新任)
理事 工藤 正一 (クドウ ショウイチ)(重任)
理事 熊懐 敬  (クマダキ ケイ)(重任)
理事 重田 雅俊 (シゲタ マサトシ)(重任)
理事 清水 晃  (シミズ アキラ)(新任)
理事 杉田 ひとみ(スギタ ヒトミ)(重任)
理事 長谷川 晋 (ハセガワ シン)(新任)
理事 藤井 貢  (フジイ ミツグ)(重任)
理事 藤田 善久 (フジタ ヨシヒサ)(重任)
理事 星野 史充 (ホシノ フミタカ)(重任)
理事 松尾 牧子 (マツオ マキコ)(新任)
理事 松坂 治男 (マツサカ ハルオ)(重任)
理事 湯川 仁康 (ユカワ キミヤス)(重任)
監事 下堂薗 保 (シモドウソノ タモツ)(新任)
監事 伊吾田 信也(イゴタ シンヤ)(重任)

理事 金子 光宏 (カネコ ミツヒロ)(退任)
理事 篠島 永一 (シノジマ エイイチ)(退任)
理事 下堂薗 保 (シモドウソノ タモツ)(退任)
理事 長岡 保  (ナガオカ タモツ)(退任)
監事 大橋 由昌 (オオハシ ヨシマサ)(退任)

(参考)会則関係条項
第3章 役 員
(種別及び定数)
第13条 この法人に、次の役員を置く。
(1) 理事 3人以上20人以内
(2) 監事 1人以上2人以内
(選任等)
第14条 理事及び監事は、総会において正会員の中から選任する。

『第5号議案 平成27年度事業計画(案)』

■活動方針   理事長 松坂 治男

今年度はタートルが発足して20周年の節目となります。組織の充実を図るため、役員に若手を起用し、緩やかな世代交代をしていきます。新たに新潟県地区理事を新設します。例年行ってきた1.相談、2.交流会、3.情報提供、4.セミナー・啓発の4事業の更なる充実を目指します。
1.相談事業は、首都圏以外の相談者にどのようにアプローチしていくかを考えていきます。
2.交流会は、タートルサロンを継続して出会いの場の提供と情報交換を行っていきます。
3.情報事業は、昨年から実施した大学や企業の視覚障害者関連の調査・研究の協力をさらに拡大を計りたい。引き続き「情報誌タートル」を発行します。
4.セミナー・啓発事業はガイドブックを活用して、企業の問題意識に対応した視覚障害理解のための「出前講座」の実施を実現したい。
以上の事業を進めていきます。
認定NPO法人として活動していくために事務の増大が見込まれるので、事務局の増員を図ります。また、活動資金の確保のため、助成金、寄付等を積極的にアプローチしていきます。

■相談事業計画

1.相談は基本的に前年通り、電話、メールの相談には随時対応しながら、必要に応じ、個別面接相談、ロービジョン就労相談(眼科医や福祉施設等の専門家の同席による相談)を行う。
2.タートルサロン(お互いに気軽に交流・情報交換)と連携して個別相談を行い、更に必要があれば、改めてロービジョン就労相談に繋げる。
3. 前年に引き続き、従来の当事者による相談会をベースにしながら、できるだけ専門家の協力を得て、相談の質的向上を図る。
4.地方の相談については各地区担当理事等と連携して相談に当たり、スカイプ相談会、現地相談会にも可能な限り対応する。
5.相談のノウハウを共有できるよう、簡易なマニュアルの作成について、検討する。
6.眼科医や産業医、関係機関と連携の強化を図るために、次の行事に参加・協力し、タートルの事業の啓発、情報交換、意見交換を行う。
@第24回視覚障害リハビリテーション研究発表大会(6月27・28日 福島市)
A第7回医療が関わる視覚障害者就労支援セミナー(10月25日 名古屋国際会議場)
B第16回日本ロービジョン学会学術総会(11月21・22日 一橋講堂)

■交流会事業計画

1.交流会の開催
趣旨・目的: 講演会を実施し、視覚障害者の就労に関する情報を提供する。
実施日・回数:9月・11月・3月の年3回実施する。
事業内容: 専門家・当事者・タートル関係者を講師に招き、1時間の講演と30分の質疑応答を通して、視覚障害者の就労に関するタートル独自の情報を提供する。
実施場所: 東京会場 日本盲人職能開発センター 地下研修室
※スカイプのジョイント会場の場所は、開催月により変更されます。

2.タートルサロンの開催
趣旨・目的: 相談活動と会員の主体的な交流の場を提供する。
実施日・回数: 毎月1回 第3土曜日に実施する。
事業内容: 会員が自由に参加できる相談・情報交換・交流の場を提供し、知識や経験のあるスタッフが対応する。
実施場所: 日本盲人職能開発センター 地下研修室
※スカイプのジョイント会場の実施と場所は未定。

■情報提供事業計画

T IT事業

1.Webの管理(外部委託)
・お知らせ・「情報誌タートル」を掲載する。
・認定NPO法人の取得に伴い、Webの見直しを計る。
2.MLの管理(外部委託)
タートルML・会員専用ML・役員連絡用ML
3.スカイプを利用した交流会開催時の通信の安定を図る。
・スカイプを操作できる人材を複数人確保する。
4.大学・会社の視覚障害者対象のアンケート調査への協力
・依頼があれば、積極的に協力する。

U 情報誌作成

1. 今年度も引き続き、会員はもとより、会員以外で中途視覚障害で悩んでおられる方に役に立つ情報誌の作成・提供に努める。
また、本年度も、墨字版の送付を基準とするが、会員の希望に応じ、メール版、デイジー版、テープ版の中から希望する媒体1種類を送付する。
また、関係機関や眼科医療機関に配布するとともに、当法人HPに掲載して広く社会に情報提供する。
2.発刊時期等
5月、9月、12月、3月の年4回の発刊を予定する。
「職場で頑張っています」と「定年まで頑張りました」のコーナーは、各号、交互に掲載とする。

■セミナー・啓発事業計画

今年度も、セミナー事業と啓発事業が共同して活動していく。
1.ガイドブックの成果を発展させる
@ガイドブックの頒布の中で、出された問題点などをきちんと整理していく。
Aガイドブックの中で整理した「視覚障害者への仕事を考えるポイント」の提起は、非常に良い試みだったと思う。しかしまだ一般的な内容である。その内容をさらに細かく検討整理していくことを行い、仕事の具体的な内容で、可能な仕事のアピールが、もっと具体的にできるようにしていきたい。
2.セミナーの開催について
@これまで、「出前セミナー」、として活動してきましたが、以下のように整理して活動していく。
今年度は、企業に対して、企業の個別の問題意識にこたえるセミナーの開催のための活動を行いたい。
これまで「出前セミナー」としていたものを、「企業と視覚障害理解 働く可能性を考える」とする。そして、企業に対しての相談や、情報提供、共に考える場の提供を行いたい。これは、タートルが一貫して行ってきた当事者への相談に対して、視覚障害者の雇用を進めるための企業に対しての相談やフォローというイメージである。この活動はHPで呼び掛け、年間を通して実施する。経費は、必要な交通費のみ企業に負担していただくように考える。
Aこの活動をスタッフメンバーによる活動として、年4回の集まりを行い、理事会へのきちんとした報告を行う。
今までのメンバーに加え、若手や、企業の状況に詳しい方などの参加も呼びかけ、メンバーの充実を図る。
B実際の企業への訪問などについてはボランティアの支援を受けて行う。
CHPへの掲載により、企業に対しての呼びかけをする。
そのポイントは、企業は新規採用、継続雇用、再雇用など、それぞれの場面で色々な不安や疑問を持つものと思われる。そのようなときには、視覚障害者の能力が発揮できるように企業に対して様々な相談・情報提供などを行い、企業がどのようなことをしていけばよいのかをタートルと共に考えていくことをアピールしていく。
D7月のスタッフの集まりを受けて、HPへのアップを行い、具体的な企業への活動を開始していく。

■ボランティア関係

1.タートルの行事及び事務局運営、各種活動等を安全かつ円滑に実施するため、積極的に、協力者・ボランティアの協力を依頼していく。
2.円滑な会運営に資するため、ボランティア、協力者と役員等とで、懇談の場を持ち、相互の理解を図っていく。
3.ボランティア、協力者を募るため、各種団体等に調整を図っていく。

■助成金申請

平成27年度各事業計画に合致する助成金の情報を入手し、各事業担当理事と協調しながら申請していく。

『第6号議案』 平成27年度収支予算(案)』

(注釈)
エクセルデータのため省略。

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【お知らせコーナー】

◆ ご参加をお待ちしております!!(今後の予定)

◎平成27年度通常総会と記念講演  

日時:6月6日(土) 10:30〜17:00
場所:日本盲人職能開発センター
(スカイプで中継予定)
午前:通常総会
午後:記念講演
講師:(社福)日本盲人会連合 会長 竹下 義樹 (たけした よしき) 氏
演題:「視覚障害者の職業選択の自由 〜働く権利を現実のものとするために〜」(仮題)

◎タートル創立20周年記念式典

日時:6月20日(土) 13:00〜18:00
会場:グランドヒル市ヶ谷

《タートルサロン》

毎月第3土曜日  14:00〜16:00
場所:日本盲人職能開発センター
交流会開催月は講演会終了後

《交流会》

9月・11月・3月の第3土曜日(予定)
13:30〜16:30
場所:日本盲人職能開発センター
(スカイプで中継予定)

◆一人で悩まず、先ずは相談を!!

見えなくても普通に生活したい、という願いはだれもが同じです。職業的に自立し、当り前に働き続けたい願望がだれにもあります。一人で抱え込まず、仲間同士一緒に考え、フランクに相談し合うことで、見えてくるものもあります。気軽にご連絡いただけましたら、同じ視覚障害者が丁寧に対応します。(相談は無料です)

◆正会員入会のご案内

NPO法人タートルは、自らが視覚障害を体験した者たちが「働くことに特化」した活動をしている団体です。疾病やけがなどで視力障害を患った際、だれでも途方にくれてしまいます。そんな時、仕事を継続するためにはどのようにしていけばいいかを、経験を通して助言や支援をします。そして見えなくても働ける事実を広く社会に知ってもらうことを目的として活動しています。当事者だけでなく、晴眼者の方の入会も歓迎いたします。

◆賛助会員入会のご案内

NPO法人タートルは、視覚障害当事者ばかりでなく、タートルの目的や活動に賛同し、ご理解ご協力いただける晴眼者の入会を心から歓迎します。ぜひお力をお貸しください。
眼科の先生方はじめ、産業医の先生、医療従事者の方々には、視覚障害者の心の支え、QOLの向上のためにも賛助会員への入会を歓迎いたします。また、眼の疾患により就労の継続に不安をお持ちの患者さんがおられましたら、どうぞ、当NPO法人タートルをご紹介いただきたくお願いいたします。

◆ご寄付のお願い

NPO法人タートルにあなたのお力を!!
昨今、中途視覚障害者からの就労相談希望は急増の一途です。また、視力の低下による不安から、交流会やタートルサロンに初めて参加して来る人も増えています。
それらに適確・迅速に対応する体制作りや、関連資料の作成など、私達の活動を充実させるために、皆様からの資金的支援が必須となっています。
個人・団体を問わず、暖かいご寄付をお願い申し上げます。ご寄付いただいた方には、タートルが発行する情報誌をお送りします。
寄付は一口3,000円です。いつでも、何口でもご協力いただけます。
申込書はタートルのホームページからダウンロードできます。

★NPO法人タートルは、税制優遇を受けられる認定NPO法人をめざしています。その実現のためにも、皆様の積極的ご寄付をお願いします。

◆会費納入のお願い

日頃は法人の運営にご理解ご協力を賜り心から御礼申し上げます。
平成27年度がスタートしました。つきましては、会員の皆様にはまもなく会費の振込用紙を事務局より送付いたします。NPO法人タートルは皆様の会費により運営しておりますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

≪会費・寄付等振込先≫

ゆうちょ銀行
記号番号:00150-2-595127
加入者名:特定非営利活動法人タートル

◆活動スタッフとボランティアを募集しています!!

あなたも活動に参加しませんか?
NPO法人タートルは、視覚障害者の就労継続・雇用啓発につなげる相談、交流会、情報提供、セミナー開催、就労啓発等の事業を行っております。これらの事業の企画運営に一緒に活動するスタッフとボランティアを募集しています。会員でも非会員でもかまいません。当事者だけでなく、晴眼者(目が不自由でない方)のご支援も求めています。積極的な参加を歓迎いたします。
具体的には事務局の支援、情報誌の編集、HP作成、受付、スカイプの管理、視覚障害参加者の誘導等いろいろとあります。詳細については事務局までお気軽にお問い合わせください。

☆タートル事務局連絡先

 Tel:03-3351-3208
 E-mail:m#ail@turtle.gr.jp
 (SPAM対策のため2文字目に # を入れて記載しています。お手数ですが、上記アドレスから # を除いてご送信ください。)

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【編集後記】

今年度最初の情報誌です。5月に入り、周りの木々は、新緑から色のしっかりした緑に、新入生や新入社員も周りの環境に溶け込んで、力をつけていくそんな時節でしょうか?

さて、今年度最初の情報誌は、総会に向けての案内、事前資料を主体に掲載させて頂きます。 3月交流会の講演等につきましては、次号に掲載させて頂く予定です。 また、情報誌に対して、読者の方からのご意見をお待ちいたしております。

(長岡 保)

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