事例93

関西在住  40代男性

身体障害者手帳等級: 1級
不自由を感じたのは: 20代
疾患名:その他 自己免疫疾患
現在の見え方: 全盲

勤務先の業種: 医療・福祉関連事業
職種: 医療職
具体的作業内容: ペインクリニック付属心療内科・精神科の外来診療
雇用形態:正規社員(職員)
テレワークの状況: テレワークなし

視覚補助具:
・視覚補助具は使っていない

支援機器:
・PC画面読上げソフト(スクリーンリーダー)

人的支援の状況:
・専任のアシスタントによるサポート
・会議室など社内の移動の際のサポート
・社外でのイベント、懇親会でのサポート

環境上の配慮:
・レイアウトの配慮

勤務時間・通勤の配慮:
・勤務時間を繰り上げまたは繰り下げてもらっている

訓練受講に際しての配慮:
・研修扱いまたは公務扱い・職務免除扱い、特別休暇扱いで受けさせてもらった

苦労したこと:
・自分でもどうしたらよいのかわからなかった
・職場のシステムの一部が音声PCではうまく動作しなかった

有用だったこと:
・タートルなど当事者団体による支援
・訓練施設による支援
・地元の支援機関・団体による支援
・支援機器に対する各種助成金、無償貸出制度の利用
・職場関係者による支援
・家族による支援

<働き続ける上で、工夫していること、心掛けていること>
感謝の気持ちを言葉にして伝えることを心掛けている。「すみません」という言葉より「ありがとう」という言葉を使うよう意識している。

<後に続く仲間に伝えたいこと>
小さな目標を作ってそれに向かって進んでください。それが達成できたら、また次の小さな目標を作って、ひとつひとつ積み重ねてください。そして、いつか気が付けばあなたの大きな目標に近づいていることを願っています。