事例60

首都圏在住  60代以上男性

身体障害者手帳等級: 2級
不自由を感じたのは: 50代
疾患名:緑内障、視神経疾患、網膜剥離
現在の見え方: 中心暗点

勤務先の業種: 官公庁・公的機関
職種: 技術職・研究職
具体的作業内容: データ整理、資料作成
雇用形態:正規社員(職員)
テレワークの状況: テレワークなし

視覚補助具:
・白杖
・遮光眼鏡
・ルーペ・拡大鏡
・単眼鏡
・PC画面による調整(拡大・色反転など)

支援機器:
・拡大読書器
・大画面のPCモニター
・PC画面読上げソフト(スクリーンリーダー)
・PC画面拡大ソフト

人的支援の状況:
・周囲の同僚によるナチュラルサポート

環境上の配慮:
・レイアウトの配慮

勤務時間・通勤の配慮:
・勤務時間を短縮してもらっている

訓練受講に際しての配慮:
・休職して訓練を受けた

苦労したこと:
・急速な視機能の低下に、自分の気持ちがついていけなかった
・自分でもどうしたらよいのかわからなかった
・自分のやりたい仕事ができなくなった
・職場のシステムの一部が音声PCではうまく動作しなかった

有用だったこと:
・ハローワークによる支援
・タートルなど当事者団体による支援
・訓練施設による支援
・家族による支援

<働き続ける上で、工夫していること、心掛けていること>
出来る範囲で可能な限り努力する姿勢と、周囲への感謝の心を忘れない。

<後に続く仲間に伝えたいこと>
自分以外にはもっと症状が悪い中、努力している方がいることを思うと、自然と頑張れると思います。