首都圏在住 30代男性
身体障害者手帳等級: 1級
不自由を感じたのは: 20代
疾患名:レーベル視神経症
現在の見え方: 中心暗点、その他 中心暗点で、周辺視野は目前でぼんやり、ものの動きや光がわかる程度
勤務先の業種: 製造業
職種: 事務職
具体的作業内容: ダイバーシティを推進するグループに所属しており、障害者雇用の採用実務や各種関連セミナーの企画実施等を担当しています。
雇用形態:契約社員
テレワークの状況: ときどきテレワーク
視覚補助具:
・白杖
支援機器:
・PC画面読上げソフト(スクリーンリーダー)
人的支援の状況:
・周囲の同僚によるナチュラルサポート
・会議室など社内の移動の際のサポート
・昼食・休憩時のサポート
・社外でのイベント、懇親会でのサポート
環境上の配慮:
・レイアウトの配慮
・エレベーターなど、職場までのアクセス上の配慮
勤務時間・通勤の配慮:
・受けていない
訓練受講に際しての配慮:
・研修扱いまたは公務扱い・職務免除扱い、特別休暇扱いで受けさせてもらった
苦労したこと:
・視覚障害というだけで就職先がなかなか見つからなかった
・急速な視機能の低下に、自分の気持ちがついていけなかった
・自分でもどうしたらよいのかわからなかった
・適当な訓練施設が居住地の近辺にはなかった
有用だったこと:
・ネット上の求人サイトによる支援
・眼科医・視能訓練士による助言・支援
・タートルなど当事者団体による支援
・訓練施設による支援
・ジョブコーチなど、障害者職業センターによる支援
・地元の支援機関・団体による支援
・家族による支援
<働き続ける上で、工夫していること、心掛けていること>
資格取得や研修受講等スキルアップ、職場内での良好な関係構築を心掛けています。
<後に続く仲間に伝えたいこと>
私は21歳と若い時に病気により視力を失いました。まだ若かったので将来に絶望もしましたし、今でも悩むことや苦労することも多くあります。そんな中でも家族や友人、眼科医や関連団体の方々、そして明るい当事者の皆さんに勇気づけられ前へ進むことができています。
助けてくれる人は必ずいますので、是非いろいろな人を頼ってください。

