首都圏在住 40代男性
身体障害者手帳等級: 1級
不自由を感じたのは: 30代
疾患名:レーベル視神経症
現在の見え方: 中心暗点
勤務先の業種: 宿泊・生活関連サービス業
職種: 事務職
具体的作業内容: 会議議事録の作成、月1回の職場討議の通達・集計、エコキャップの分別確認・発送取りまとめ、郵送物の記録・発送対応
雇用形態:正規社員(職員)
テレワークの状況: テレワークなし
視覚補助具:
・白杖
・PC画面による調整(拡大・色反転など)
支援機器:
・拡大読書器
・大画面のPCモニター
・PC画面読上げソフト(スクリーンリーダー)
人的支援の状況:
・周囲の同僚によるナチュラルサポート
環境上の配慮:
・受けていない
勤務時間・通勤の配慮:
・勤務時間を繰り上げまたは繰り下げてもらっている
訓練受講に際しての配慮:
・その他 育児休暇を利用して訓練を受けた(約10カ月)
苦労したこと:
・中途で視力が低下したが、職場の配慮がなかなか得られなかった
・急速な視機能の低下に、自分の気持ちがついていけなかった
・自分でもどうしたらよいのかわからなかった
・自分のやりたい仕事ができなくなった
・担当業務が音声PCスキルを習得してもできる仕事ではなかった
・上司など、職場の人間関係がうまくいかなかった
・上司や同僚に自分の見え方をなかなか理解してもらえなかった
・職場のシステムの一部が音声PCではうまく動作しなかった
・システム上の問題でテレワークを認めてもらえなかった
有用だったこと:
・タートルなど当事者団体による支援
・訓練施設による支援
・支援機器・ソフトウエアなどの販売業者による支援
・家族による支援
<働き続ける上で、工夫していること、心掛けていること>
目の前の仕事のみこなし、それ以上は求めない。業務が何もない日でも割り切ってインターネットをする。
<後に続く仲間に伝えたいこと>
企業や組織によって配慮や気づかいは変わると思います。また、自分の心も何度も折れそうになると思います。ですが、タートルの相談員や訓練施設の方々に助けてもらいながら就労を続けることができています。
特にタートルは就労支援の駆け込み寺なので、困ったことがあればすぐに相談していきたいと思います。

