事例104

首都圏在住  50代女性

身体障害者手帳等級: 1級
不自由を感じたのは: 10代
疾患名:緑内障、黄斑疾患
現在の見え方: 中心暗点

勤務先の業種: 学術研究、専門・技術サービス業(研究機関、法律事務所、会計事務所、デザイン事務所、コンサルティング会社など)
職種: 技術職・研究職
具体的作業内容: データ分析、システム環境構築
雇用形態:正規社員(職員)
テレワークの状況: ほとんどテレワーク

視覚補助具:
・白杖
・ルーペ・拡大鏡
・単眼鏡
・PC画面による調整(拡大・色反転など)

支援機器:
・PC画面読上げソフト(スクリーンリーダー)
・PC画面拡大ソフト
・タブレット端末
・スマホ

人的支援の状況:
・周囲の同僚によるナチュラルサポート

環境上の配慮:
・その他 打ち合わせ時に、対面でもTeamsを使って手元で見られるようにしてもらっている。

勤務時間・通勤の配慮:
・テレワークを増やしてもらっている

訓練受講に際しての配慮:
・週末の休日または夜間を利用して自費で訓練を受けた

苦労したこと:
・急速な視機能の低下に、自分の気持ちがついていけなかった

有用だったこと:
・タートルなど当事者団体による支援
・訓練施設による支援
・地元の支援機関・団体による支援

<働き続ける上で、工夫していること、心掛けていること>
今までと同様には仕事ができないので、自分でできることをなるべく見つけるようにしています。

<後に続く仲間に伝えたいこと>
業務システムをスクリーンリーダーがうまく読めないなど、いろいろご苦労があるかと思います。なるべく情報を集め、周囲と協力しながら、働き続けて行っていただければと思います。