事例96

首都圏在住  50代女性

身体障害者手帳等級: 2級
不自由を感じたのは: 50代
疾患名:その他 髄膜炎
現在の見え方: その他 右 手動弁 左 視野障害あり 視力は0.04

勤務先の業種: 医療・福祉関連事業
職種: 医療職
具体的作業内容: 患者さんへの検査説明
雇用形態:正規社員(職員)
テレワークの状況: テレワークなし

視覚補助具:
・白杖
・ルーペ・拡大鏡
・PC画面による調整(拡大・色反転など)

支援機器:
・拡大読書器
・PC画面読上げソフト(スクリーンリーダー)

人的支援の状況:
・周囲の同僚によるナチュラルサポート

環境上の配慮:
・受けていない

勤務時間・通勤の配慮:
・受けていない

訓練受講に際しての配慮:
・休職して訓練を受けた

苦労したこと:
・急速な視機能の低下に、自分の気持ちがついていけなかった
・自分でもどうしたらよいのかわからなかった
・自分のやりたい仕事ができなくなった
・担当業務が音声PCスキルを習得してもできる仕事ではなかった

有用だったこと:
・タートルなど当事者団体による支援
・訓練施設による支援
・ジョブコーチなど、障害者職業センターによる支援
・支援機器に対する各種助成金、無償貸出制度の利用

<働き続ける上で、工夫していること、心掛けていること>
視覚障害があることで「できない」と思うことでも、まずはやってみること。

<後に続く仲間に伝えたいこと>
視覚リハビリを早期に受けたほうがよいこと。困っている時は助けを求めること。