事例88

九州沖縄在住  50代女性

身体障害者手帳等級: 2級
不自由を感じたのは: 生まれつき見えづらかった
疾患名:緑内障
現在の見え方: 不規則性視野狭窄、羞明

勤務先の業種: 教育・学習支援業
職種: 教職
雇用形態:フリーランス
テレワークの状況: テレワークなし

視覚補助具:
・白杖
・遮光眼鏡
・タイポスコープ
・ルーペ・拡大鏡
・PC画面による調整(拡大・色反転など)

支援機器:
・拡大読書器
・PC画面読上げソフト(スクリーンリーダー)
・タブレット端末
・スマホ

人的支援の状況:
・周囲の同僚によるナチュラルサポート

環境上の配慮:
・受けていない

勤務時間・通勤の配慮:
・受けていない

訓練受講に際しての配慮:
・休職して訓練を受けた

苦労したこと:
・中途で視力が低下したが、職場の配慮がなかなか得られなかった
・急速な視機能の低下に、自分の気持ちがついていけなかった
・自分でもどうしたらよいのかわからなかった
・担当業務が音声PCスキルを習得してもできる仕事ではなかった
・懸命に頑張っても効率が上がらず残業が増えて消耗した
・上司など、職場の人間関係がうまくいかなかった
・上司や同僚に自分の見え方をなかなか理解してもらえなかった

有用だったこと:
・眼科医・視能訓練士による助言・支援
・タートルなど当事者団体による支援
・訓練施設による支援
・職場関係者による支援
・家族による支援

<働き続ける上で、工夫していること、心掛けていること>
視覚障害のためにできないことを職場や同僚に理解してもらい、サポートしてほしいことを具体的にお願いしている。

<後に続く仲間に伝えたいこと>
退職する前に自立訓練施設や眼科・産業医、タートルなどに相談してほしい。