事例79

首都圏在住  20代女性

身体障害者手帳等級: 6級
不自由を感じたのは: 生まれつき見えづらかった
疾患名:その他 未熟児網膜症
現在の見え方: 羞明、その他 視力障害(右目0、左目0.3)

勤務先の業種: 運輸・物流・倉庫業
職種: 事務職
具体的作業内容: 業務システムを使った経理人事データ入力・承認作業、業務委託先との電子契約(Wordで契約書作成、外部の電子契約サービスで契約締結、Excelマクロで予算策定と管理)、パワーポイントを使ったマニュアル作成など
雇用形態:正規社員(職員)
テレワークの状況: ときどきテレワーク

視覚補助具:
・遮光眼鏡
・ルーペ・拡大鏡
・単眼鏡
・PC画面による調整(拡大・色反転など)

支援機器:
・大画面のPCモニター
・PC画面読上げソフト(スクリーンリーダー)
・タブレット端末

人的支援の状況:
・周囲の同僚によるナチュラルサポート

環境上の配慮:
・レイアウトの配慮
・照明上の配慮・まぶしさを軽減するための間仕切り設置等の配慮

勤務時間・通勤の配慮:
・受けていない

訓練受講に際しての配慮:
・就職活動に備えて訓練を受けた

苦労したこと:
・職場のシステムの一部が音声PCではうまく動作しなかった

有用だったこと:
・ハローワークによる支援
・ネット上の求人サイトによる支援
・タートルなど当事者団体による支援
・ジョブコーチなど、障害者職業センターによる支援

<働き続ける上で、工夫していること、心掛けていること>
今実現できている支援や配慮を後輩入社後も実現できるように、支援の継続に向けた現状整理や関係者との打ち合わせを進めています。日々、試行錯誤しながら実現したいことと出来ることの落としどころを探っています。