事例76

首都圏在住  60代以上男性

身体障害者手帳等級: 1級
不自由を感じたのは: 40代
疾患名:網膜色素変性症
現在の見え方: 中心暗点、羞明、夜盲

勤務先の業種: 情報通信業(ICT関連を含みます)
職種: 事務職
具体的作業内容: 産育休・求職者対応、契約関係の労務管理
雇用形態:派遣社員
テレワークの状況: ときどきテレワーク

視覚補助具:
・白杖
・遮光眼鏡

支援機器:
・PC画面読上げソフト(スクリーンリーダー)
・OCRソフト
・スマホ

人的支援の状況:
・専任のアシスタントによるサポート

環境上の配慮:
・レイアウトの配慮

勤務時間・通勤の配慮:
・受けていない

訓練受講に際しての配慮:
・研修扱いまたは公務扱い・職務免除扱い、特別休暇扱いで受けさせてもらった

苦労したこと:
・自分のやりたい仕事ができなくなった
・職場のシステムの一部が音声PCではうまく動作しなかった

有用だったこと:
・タートルなど当事者団体による支援
・訓練施設による支援
・支援機器に対する各種助成金、無償貸出制度の利用
・職場関係者による支援

<働き続ける上で、工夫していること、心掛けていること>
後ろ向きにならない、特別扱いを必要以上に求めない、自分でできることは自分で工夫して対応する。

<後に続く仲間に伝えたいこと>
やり方次第で仕事は継続できます。無理だと思って辞めてしまう前に、適当なところに相談するのがよいと思います。