事例73

首都圏在住  50代男性

身体障害者手帳等級: 2級
不自由を感じたのは: 30代
疾患名:網膜色素変性症
現在の見え方: 求心性視野狭窄

勤務先の業種: 情報通信業(ICT関連を含みます)
職種: 事務職
雇用形態:正規社員(職員)
テレワークの状況: ほとんどテレワーク

視覚補助具:
・白杖
・遮光眼鏡
・ルーペ・拡大鏡
・PC画面による調整(拡大・色反転など)

支援機器:
・大画面のPCモニター
・PC画面拡大ソフト
・タブレット端末
・スマホ

人的支援の状況:
・周囲の同僚によるナチュラルサポート

環境上の配慮:
・レイアウトの配慮

勤務時間・通勤の配慮:
・テレワークを増やしてもらっている

訓練受講に際しての配慮:
・研修扱いまたは公務扱い・職務免除扱い、特別休暇扱いで受けさせてもらった

苦労したこと:
苦労したことはない

有用だったこと:
・眼科医・視能訓練士による助言・支援
・タートルなど当事者団体による支援
・訓練施設による支援
・ジョブコーチなど、障害者職業センターによる支援
・職場産業医による支援
・家族による支援

<働き続ける上で、工夫していること、心掛けていること>
自分の目の見え方、見えにくい状況、困っていること、支援してほしいことを具体的に同僚に伝える。

<後に続く仲間に伝えたいこと>
障害の状況は個々人によってさまざまであり、苦労を感じる部分も人それぞれとは思いますが、きっと手助けをしてくれる人はいると思いますので、最後まであきらめないでください。