事例71

北陸甲信越在住  50代女性

身体障害者手帳等級: 1級
不自由を感じたのは: 30代
疾患名:その他 原因不明のぶどう膜炎
現在の見え方: 全盲

勤務先の業種: 情報通信業(ICT関連を含みます)
職種: 技術職・研究職
具体的作業内容: SNSチェック。SNSに投稿された、会社や、サービスについて書かれた、ネガとポジを報告する仕事。

雇用形態:パートタイマー・アルバイト
テレワークの状況: 完全にテレワーク

視覚補助具:
・白杖
・遮光眼鏡

支援機器:
・PC画面読上げソフト(スクリーンリーダー)

人的支援の状況:
・専任のアシスタントによるサポート

環境上の配慮:
・完全テレワークのための環境整備

勤務時間・通勤の配慮:
・その他 勤務時間はある程度希望がとおっている。

訓練受講に際しての配慮:
・その他 音声PCの操作については、地元大学への通いの講習で学んだ。

苦労したこと:
・視力は低下したが、身体障害者手帳には該当せず苦労した
・自分でもどうしたらよいのかわからなかった
・自分のやりたい仕事ができなくなった

有用だったこと:
・ハローワークによる支援
・地元の支援機関・団体による支援

<働き続ける上で、工夫していること、心掛けていること>
効率よく仕事ができるよう、常に考えて行動しています。スキルアップできる環境もあるため、自分にどんな仕事ができるのか、日々考え続けています。

<後に続く仲間に伝えたいこと>
突然の原因不明の視覚障害で、定年まで働きたいという「当たり前」の日常が終わりました。見えない中で地方では、あはきしか職がなく、主婦をしながら進もうとしましたがケガで断念。その後、第3セクターとNPOなどの支援で視覚障害の若者が就職する姿に希望を持ち、私も行動し就職に繋がりました。夢は持ち続けることが大切だと感じました。