事例63

関西在住  20代男性

身体障害者手帳等級: 4級
不自由を感じたのは: 20代
疾患名:緑内障
現在の見え方: 求心性視野狭窄、羞明

勤務先の業種: 情報通信業(ICT関連を含みます)
職種: 事務職
具体的作業内容: グループ会社の社員を対象にした雇用保険の事務手続き業務
雇用形態:正規社員(職員)
テレワークの状況: ときどきテレワーク

視覚補助具:
・白杖
・遮光眼鏡
・タイポスコープ
・PC画面による調整(拡大・色反転など)

支援機器:
・PC画面読上げソフト(スクリーンリーダー)

人的支援の状況:
・周囲の同僚によるナチュラルサポート

環境上の配慮:
・レイアウトの配慮

勤務時間・通勤の配慮:
・受けていない

訓練受講に際しての配慮:
・訓練は受けていない

苦労したこと:
・急速な視機能の低下に、自分の気持ちがついていけなかった
・自分でもどうしたらよいのかわからなかった
・職場のシステムの一部が音声PCではうまく動作しなかった

有用だったこと:
・眼科医・視能訓練士による助言・支援
・タートルなど当事者団体による支援

<働き続ける上で、工夫していること、心掛けていること>
周囲の方々への感謝、傾聴力など。常々助けてもらっていることへの感謝と、周囲の方の思いを傾聴でくみ取ること。

<後に続く仲間に伝えたいこと>
「他人や過去は変えられないが、未来と自分は変えられる」という名言があるように、タートルの会のお陰で、自分自身の障害へのアプローチや将来の可能性を追い求めていくことができております。同士の仲間がより集まればさらに新しい道が拓けると信じています。