事例53

首都圏在住  50代男性

身体障害者手帳等級: 1級
不自由を感じたのは: 40代
疾患名:緑内障、黄斑疾患、網膜剥離
現在の見え方: 中心暗点、夜盲

勤務先の業種: 官公庁・公的機関
職種: 事務職
具体的作業内容: 国有財産の管理処分や訴訟に係る検討や事務作業
雇用形態:正規社員(職員)
テレワークの状況: ときどきテレワーク

視覚補助具:
・遮光眼鏡
・ルーペ・拡大鏡
・PC画面による調整(拡大・色反転など)

支援機器:
・大画面のPCモニター
・タブレット端末

人的支援の状況:
・周囲の同僚によるナチュラルサポート

環境上の配慮:
・レイアウトの配慮

勤務時間・通勤の配慮:
・テレワークを増やしてもらっている

訓練受講に際しての配慮:
・訓練は受けていない

苦労したこと:
・中途で視力が低下したが、職場の配慮がなかなか得られなかった
・自分でもどうしたらよいのかわからなかった
・上司や同僚に自分の見え方をなかなか理解してもらえなかった

有用だったこと:
・眼科医・視能訓練士による助言・支援
・家族による支援

<働き続ける上で、工夫していること、心掛けていること>
物事をなるべくシンプルに考えて、ストレスを溜め込まないように心掛ける。

<後に続く仲間に伝えたいこと>
心の健康を保つことも重要です。そのためにできることは何か時々自問してみましょう。