事例39

首都圏在住  30代女性

身体障害者手帳等級: 2級
不自由を感じたのは: 10代
疾患名:網膜色素変性症
現在の見え方: 不規則性視野狭窄、夜盲

勤務先の業種: 官公庁・公的機関
職種: 事務職
具体的作業内容: 人事関連の事務処理や統計業務、問い合わせ対応やメール対応等の一般事務
雇用形態:正規社員(職員)
テレワークの状況: ときどきテレワーク

視覚補助具:
・白杖
・遮光眼鏡
・タイポスコープ
・ルーペ・拡大鏡
・PC画面による調整(拡大・色反転など)

支援機器:
・PC画面読上げソフト(スクリーンリーダー)

人的支援の状況:
・社外でのイベント、懇親会でのサポート

環境上の配慮:
・受けていない

勤務時間・通勤の配慮:
・受けていない

訓練受講に際しての配慮:
・就職活動に備えて訓練を受けた

苦労したこと:
・急速な視機能の低下に、自分の気持ちがついていけなかった
・自分のやりたい仕事ができなくなった
・懸命に頑張っても効率が上がらず残業が増えて消耗した
・職場のシステムの一部が音声PCではうまく動作しなかった

有用だったこと:
・タートルなど当事者団体による支援
・訓練施設による支援
・ジョブコーチなど、障害者職業センターによる支援
・職場関係者による支援
・家族による支援

<働き続ける上で、工夫していること、心掛けていること>
自分のことを過大評価も過小評価もせず、真摯に仕事に取り組むこと。困った時に相談しやすい関係を築くために、周囲の方々とのコミュニケーションを大切にするよう心掛けています。