事例33

首都圏在住  50代女性

身体障害者手帳等級: 5級
不自由を感じたのは: 40代
疾患名:緑内障
現在の見え方: 中心暗点、片目のみの視機能の低下

勤務先の業種: 金融・保険業
職種: 三療(あはき)職
具体的作業内容: 社員の方のマッサージをする仕事である
雇用形態:契約社員
テレワークの状況: テレワークなし

視覚補助具:
・白杖
・ルーペ・拡大鏡

支援機器:
支援機器は使用していない

人的支援の状況:
・周囲の同僚によるナチュラルサポート

環境上の配慮:
・受けていない

勤務時間・通勤の配慮:
・受けていない

訓練受講に際しての配慮:
・研修扱いまたは公務扱い・職務免除扱い、特別休暇扱いで受けさせてもらった

苦労したこと:
・中途で視力が低下したが、職場の配慮がなかなか得られなかった
・急速な視機能の低下に、自分の気持ちがついていけなかった
・自分のやりたい仕事ができなくなった
・上司など、職場の人間関係がうまくいかなかった
・上司や同僚に自分の見え方をなかなか理解してもらえなかった

有用だったこと:
・訓練施設による支援

<働き続ける上で、工夫していること、心掛けていること>
最初は理解されないのでは?と言いづらかったが、配慮やお願いは自分からきちんと言葉にするようにしている。

<後に続く仲間に伝えたいこと>
目が悪くなる前から勤めている職場に今もまだ勤務中であれば、極力辞めずに勤められることを模索した方が良いと個人的には思う。
部署替えや補助器具等の活用など、できることをしてみてほしいと思う。