事例13

首都圏在住  50代男性

身体障害者手帳等級: 1級
不自由を感じたのは: 20代
疾患名:網膜色素変性症
現在の見え方: 全盲

勤務先の業種: 製造業
職種: 事務職
具体的作業内容:
雇用形態:正規社員(職員)
テレワークの状況: テレワークなし

視覚補助具:
・白杖
・遮光眼鏡
・ルーペ・拡大鏡
・PC画面による調整(拡大・色反転など)

支援機器:
・拡大読書器
・PC画面読上げソフト(スクリーンリーダー)
・OCRソフト

人的支援の状況:
・周囲の同僚によるナチュラルサポート
・社外でのイベント、懇親会でのサポート

環境上の配慮:
・レイアウトの配慮

勤務時間・通勤の配慮:
・受けていない

訓練受講に際しての配慮:
・その他 有給(在宅勤務扱い)で自宅を拠点に職業訓練などを受けたが、経費は自費でという条件だった。

苦労したこと:
・自分のやりたい仕事ができなくなった
・適当な訓練施設が居住地の近辺にはなかった
・その他 前例がないという点が一番大変だったし、それを切り拓くのが一番の苦労だった。

有用だったこと:
・訓練施設による支援
・支援機器に対する各種助成金、無償貸出制度の利用
・職場関係者による支援
・家族による支援

<働き続ける上で、工夫していること、心掛けていること>
人が集まるところには、社内外であろうがなかろうが積極的に出て行く姿勢が何よりも大事だと思う。
やれないことは「やってみなければわからない」というチャレンジ精神が何よりも大事!

<後に続く仲間に伝えたいこと>
目が不自由になったくらいで仕事をやめたり絶対にするな!何とかなる!!