Copyright c 認定NPO法人視覚障害者の就労を支援する会(タートル) All Rights Reserved. 2025年8月 認定NPO法人視覚障害者の就労を支援する会(タートル) ICTサポートプロジェクト 職場における視覚障害者のICT実態調査2025 タートルICTサポートプロジェクトの立ち上げから、早くも5年が経過しました。この間、ICT技術は目覚ましい進化を遂げ、それに伴い職場環境や働き方にも大きな変化が見られています。 当プロジェクトでは、発足当初にも職場のICT環境に関するアンケート調査を実施しましたが、改めて現状の実態と課題を把握し、今後の活動に活かすため、再度アンケートを実施しました。 1.調査の目的 職場における視覚障害者のICT環境の実態と課題の把握 2.実施時期 2025年4月 3.実施方法 アンケートフォームを用意し、タートルのメーリングリストやSNS、各種視覚障害者団体のメーリングリスト等でアンケートを告知し回答を依頼。 4.回答数 74件 5.アンケート結果 問1 あなたのお仕事(パート・アルバイト・フリーランス含む)の分野で近いものを選択してください。(複数選択可) 事務系 37 50% 技術系 20 27% 教員 3 4% 営業・販売・サービス 6 8% 理療系 8 11% 専門職 10 14% その他 4 5% 無職 1 1% 問2 あなたの年代を教えてください。 10歳代 0 0% 20歳代 4 5% 30歳代 5 7% 40歳代 20 27% 50歳代 29 39% 60歳代 15 20% 70歳代以上 1 1% 合計 74 100% 問3 あなたの勤務のスタイルを教えてください。 基本的に出社している 36 49% 出社と在宅勤務を併用している 20 27% 基本的に在宅勤務である 17 23% その他 1 1% 合計 74 100% 問4 あなたの文字(墨字)の見え方についてお答えください。 目では全く読めない 30 41% 補助具(拡大読書器やルーペなど)を用いれば数文字ずつなら読めるが、文章を読むのは難しい。 17 23% 補助具(拡大読書器やルーペなど)を用いれば文章として目で読める 22 30% 補助具なしで目で読める 5 7% 合計 74 100% 問5 スクリーンリーダーや画面調整などの視覚支援機能を利用して使用している職場のICT機器を選択してください。視覚支援機能を使用していない機器は除きます。(複数回答可) Windowsパソコン 70 95% Mac 2 3% iPhone 35 47% iPad 13 18% Androidスマートフォン 6 8% Androidタブレット 2 3% 視覚支援機能を使っているものはない 1 1% 点字情報端末 1 1% 問6 職場で視覚を補助するために使用しているものを選択してください(複数選択可) スクリーンリーダー 61 82% PCやスマホの画面拡大・画面調整 38 51% 拡大読書器 21 28% 点字ディスプレイ 15 20% 点字プリンター 3 4% 特に使用していない 2 3% その他 1 1% 問7 職場のパソコンで、スクリーンリーダーを使用している方はスクリーンリーダーの種類を教えてください。(複数選択可) PC-Talker 42 57% NVDA 30 41% JAWS 9 12% ナレーター 22 30% VoiceOver 2 3% ブラウザ読み上げ機能 2 3% スクリーンリーダーは使用していない 10 14% 問8 職場のスマートフォンまたはタブレットでアクセシビリティ機能をお使いの方は、利用しているアクセシビリティ機能を選択してください。(複数選択可) VoiceOverまたはTalkbackを使用している 38 51% 画面読み上げ機能を使用している 15 20% 画面調整(色反転・文字拡大)を使用している 24 32% アクセシビリティ機能は使っていない 10 14% ホワイトポイントを下げる 1 1% 職場ではスマホとタブレットは使用していない 12 16% 問9 職場のICTで困っている項目はありますか。(複数選択可) グループウェアや業務システムなどの社内システムについて 39 53% OfficeアプリやGoogleアプリについて 21 28% 上記以外のアプリについて 12 16% PDFの扱いについて(中に含まれている画像、表、段組みの把握など) 44 59% 各種画像データの扱いについて 42 57% リモート環境について 10 14% セキュリティによる影響について 21 28% 特になし 9 12% その他 2 3% 問10 問9で「特になし」以外を選択した方は、具体的な内容を教えてください。  写真や小さい文字のPDFが読めない Googleアプリの頻繁なアップデートにPC-Talkerが追いつかない スクリーンリーダーやiPhoneを使えば何とかできるが、時間がかかる。 ・予算管理といった業務アプリに統一性がなくばらばらで、かつアクセシビリティを考慮していないものも多い。月に1度以下しか使わないものが多いので都度自分なりの使い方を探るのがつらい。 ・OneNoteが頻繁に利用されるがJAWSでもNVDAでも、アプリ/ウェブ版を問わず対応が不十分。特に表が多用されるとつらい。 ・自社だけかもしれないが、SharePointサイト上に業務アプリへのリンクが置かれていてそれをクリックできない(存在すらわからない)ケースがよくある。 社内システムが対応していないので。 フラッシュベースで作られたシステムが使えず、代行入力などしてもらっている。その他、操作が難しいサイトもある。 ブラウザの拡大機能を使うと画面がすべて表示されない。 サーバー用の使用済みUPS廃棄、リチウムバッテリ入り機器類の廃棄手続きが年々難しくなっていて、困っている。バッテリーの膨張が認識しづらい。 画像形式の図表や資料だと把握が大変 PCトーカーの更新がセキュリティの問題で簡単に出来ない Visual Studio・Android Studio・XCode等の開発環境の文字はシステムフォント拡大では正常に表示できなくなる。かといって画面拡大機能を用いると全体を把握できない。特にシステム開発ではエラーの監視とデータの流れを同時に追わなければならないので難易度が高まる。これとは別にAdobe製品は業界標準であり、画像や動画の編集に欠かせないが、表示テキストは非常に小さく見えづらい。ただし、そもそも視覚障害者が活躍することが物理的に困難な業種であるため仕方ない面も感じている。 図がたくさん入ったパワーポイントのPDFはほとんど理解できない。システム構成図やフローチャートなども理解するのが難しい。 ・業務用プラットフォームとして導入されているものの中には、アクセシビリティが不十分なものがある。 アプリがアクセシビリティ非対応で操作できないことがある。 リモートで遠隔操作をすることがあるが、実行ボタンが押せない時があり不便を感じる。 学校で導入されている校務支援システムがアクセシビリティに配慮されておおらず使いにくい。 GoogleクラスルームやMsTeamsが使いにくい 会社では様々な業務をアウトソースしていて、アウトソース先ごとにアプリが異なり、しかも視認性が低く、入力がし難いので時間がかかります。 勤怠クロノス 業務システムがスクリーンリーダーでは使用できない。また、紙媒体の資料をスキャンした画像PDFへの対応に苦労している。OCRも活用しているが、あまり精度が良くない。 PDFはテキスト以外が含まれる文章だと中身の理解に苦労する。わからないで後で周りに教えてもらうこともある。スクリーンリーダーでグループウェアなどの操作方がわからないので、細部までわからず使用しているためあとで操作が間違っていたり、そもそも操作できない部分があり、時間がかかったり、誰かに変わってもらったりしなければならず、任せてもらえる業務が限られる。残っている視力で補うところも多く大変目に負担がかかっている。 ・WordやExcel資料をPDF化しての配布の多用 ・エクセルでのセル保護でセル選択ができず、スクリーンリーダーで読み上げができない。 ・職場で導入された休暇や出張システムがスクリーンリーダー非対応。非対応。 ・職場で導入される業務システムがアクセシビリティ非対応。 ・職場に置かれるコピー機の操作がタッチパネルで使えない。 ・職場の出入り口設置の電子錠がタッチパネルで音声読み上げもなく、自力で出入りできない。 細かい表・画像など見えにくいものでスクリーンリーダーに上手く読んでもらえないもの アクセシビリティーに配慮していないPDFが散見される ビジネスチャット、Teamsなど 会社でサイボウズを使用しているが、スケジュールの見方や新規にスケジュールを追加する方法がわからない。また、PDFでは、文書の内容を読まないことが多く、困っている。 システム開発における設計書の図解の把握、視覚障害のある自分が読み上げても、晴眼者が見ても分かりやすい形式 画像として貼り付けられたファイルは読めないで困ってます。 社内システムでうまく読み上げてくれないシステムがあります。 パソコンを通じて、勤め先の企業の会議、資料等を閲覧できるものの、PDFファイルのため、簡単に内容を理解することができない。特にExcelで作成された収支の表など、PDF化されており困っている。企業側からこのような状況であるが、ワードやExcelファイルでの情報入手の協力を得ることができない。 ・ウェブ閲覧が仮想ブラウザでの閲覧ですが、ナレーターで読み上げるビュー項目がありませんと言われ、内容が把握できない。 ・ドキュワークスファイルの閲覧でナレーターは資料内のテキストは読み上げられない。 ・PDFファイルのテキストをナレーターは読み上げてくれず、テキストをコピーしてメモ帳などに貼り付けて読ませてます 一部社内サイトや社内システムがスクリーンリーダー使用に配慮されておらず、必要な情報が入手できない、入手困難(時間がかかったり推測で読んでいるなど)や、操作困難な場面がある。 また、視覚的に訴える(目を引く)ことと、作業工程の簡略化から、画像や図が多用されたサイト、やPDF資料が多い。 社内業務のDX化が進むが、操作習得が追いつかない。 業務システムのアクセシビリティーに苦慮。 eランニング等の直接業務では無いが、必須参加とされるものに苦慮。 コントラストがはっきりしていない写真などの画像は認識が困難。 基幹システム仕様やツール使用ルールが頻繁に変わることが多い。操作を覚えなおしたり、補助ツールの使い方を再度最適化する必要が生じる。ケースによってはかえって効率性低下を招くことがある。健常者マジョリティにとっては進歩と捉えるものも我々マイノリティからは後退と感じることがあり、声が出しにくい場合もある。 マウスカーソル合わせが前提になっているアプリケーションがある。webアプリケーションの構成要素が細かすぎたり、不規則な動きをするためスクリーンリーダーで操作しにくい。表形式のPDFがスクリーンリーダーでうまく認識できない、あるいはセル結合されていてピンポイントに読めない。パワポのフォーカス順序が編集されておらず、表示とスクリーンリーダーの移動が不一致になっている。ms officeでできたことがGoogle WSでできない。 読み上げないことによる操作ができないこと。社内システムは、ショートカットなどがあればよいのだが知らないだけかもしれないが記入項目の移動が遠く且つわかりにくく、操作するのに時間と労力がかかり現実的でない。 業務システムのアクセシビリティが乏しい。メールソフトも扱いづらい。PowerPointの資料が増えてスクリーンリーダーで対応が難しい。DokuWorksのファイルが読み上げられない。 公的機関提供の音声読み上げ非対応アプリ スクリーンリーダーが対応していない 勤怠管理システムがPC−Talkerでうまく操作できない。 PDFは、高知システムのMyReadを利用しても、解析できないものもあり、困っている。 また、表やグラフの音声での確認が難しいと感じている。 公務の職場にいました。 最近、PCトーカーの使用が認められず、Windows標準ナレーターの使用を強制されました。 読み方登録ができないことや、発音の聞き取りにくさ、PDF読みが困難な等、業務に過大な支障が生じました。 eラーニングなどの社内教育教材やテキストなどに対する音声読み上げができない。 eラーニングなどの社内教育教材やテキストなどに対する音声読み上げができない。 問11 ICTにおいて、日頃から工夫していることがあれば教えて下さい。 Microsoft 365は、PCよりもiPhoneの方が使いやすい。 Chrome拡張の自作 ・OneNoteではウェブ版のほうがうまく操作できるケースが今は多いのでウェブ版を使うようにしている。 ・使用頻度の低いアプリでは自分なりの使い方を見つけたらメモしておくようにしている。 ・SharePointでのクリック場所はそれらしいと思うテキストがあったらそこからJAWSカーソルで何ピクセル左のようにしてクリックしてみることが多い。 特別なことはありません。 画像の文字をOCR スクリーンリーダーやツールについて、いろいろ自分でも調査はしてきたが。 白黒反転、拡大について日々新しいツールを試しています。 本の編集作業など、ICT作業が続くとすぐに腱鞘炎になる。痛みの初期状態で鍼灸治療を受ける努力をしている AIの活用、OSやアプリの色の変更方法やアクセシビリティ機能の把握 画面拡大機能の他に、システムフォントの拡大機能や配色変更といった設定を行っている。可能であれば、アプリの設定ファイルを直接コーディングして見やすさを確保することもある。また、システム開発の場合は晴眼者と同じ環境が求められる場合もあるので、この場合は画面環境を戻せるよう予備のPCを用意しておく。なお、予備のPCやスマホは、バージョンアップなどにより支援技術が一時的に機能不全に陥った際のバックアップにも適すので積極的に活用している。例:Android端末をメイン機材としている場合、他のバージョンのAndroid端末やiPhoneを予備として待機させる。 仕事でPCを使う場合、常にトラブルの対策を考えておく必要があります。トラブル時に困らないため、サブのPC若しくはスマホ・タブレットを用意、若しくは使える環境の構築が必要と思います。特に、スクリーンリーダー等を事前に入れて準備しておくことが大事です。 入力を省力化するためのIMEへの辞書登録。正しい読み方の音声辞書登録。ショートカットキーを忘れがちなので、時間があるときに時々確認している。ChatGPTやGeminiなどを活用して、情報収集に広告がたくさん入ったブログなどををなるべく読まなくて済むようにしている。 ひとつのスクリーンリーダーで操作や読み上げができない時でも別のものなら可能の場合があります。 ですので、複数のスクリーンリーダーを併用しています。 可能な限り専用ソフトではなく、汎用的なソフトを使うようにしている。 専用ソフトに依存すると仕事で応用できない。 NVDAやナレーターの進化に期待している。 アプリごとの特徴を把握するようにしています。 以前グループウェアはiNotesを使用していたので、操作できない部分が多く非常に困っていました。 IBMではスクリーンリーダーユーザー向けに使用しやすいモードとして、ウルトラライトモードを提示していました。 しかし、システム側からは 「他のユーザーへの影響があるため変更できない」 との回答でした。 一昨年からすべてマイクロソフトのオフィス製品に変更され、とても使用しやすくなりました。 導入する前にはジョブコーチの方に操作方法を教わることができ、一部操作が難しい部分もありますが、日々の業務で問題なく使用しています。 私が工夫している点は、周りの変化に敏感に気が付き、即座に対応するようにしていることです。 特にシステムの入れ替えやOSのアップデートなど、エンドユーザーに情報が届く頃には既に改善の交渉が困難なことが多く、早めに動く必要があると考えます。 幸いなことに私はシステム部門に所属しているので、早く問題に気が付けば問題を改善できる点が多く、大変助かっています。 そして、ヘルプデスクも積極的に活用しています。 社内ヘルプデスクはもちろん一般ユーザー向けですが、私の環境を理解していただき、よく助けていただいています。 自分の使用しているPC環境を理解し、正確に伝えることも大切なことだと思います。 工夫したくても目の前の業務、作業で精一杯。情報収集まで至っていないし、だれかに聴こうとにもどこからどう聞いて良いのかわからないしうまく伝えられないから諦めている。 自分自身が業務で取り扱う作業フォルダやファイルは、WindowsのエクスプローラーやMyFile(PC-Talker付属のファイル操作ソフト)において、キーボード操作(半角英数)だけで索引と目的ファイルの到達ができるよう、ナンバリングや英単語で始まる命名則を心掛ける(心掛けてもらう)。 スクリーンリーダー使用時は片耳イヤホン使ってます。(補聴器装用で両耳を塞ぐと周りの声に反応できないため) 情報収集と、操作メモなどを日ごろから書いている。消化しきれていないが、「何かできそうなことを聞いたような」が役立ったり、どんどん忘れていくので、メモに残しておいて、後から同じ場面に遭遇したときに検索して使用することが多い。 (どのファイルに書いたかわからなくなってしまう事がときどきあるが・・) スクリーンリーダーと視覚補助具を最大限に併用している。 目の病状が進行している最中であり、目が使えなくなることを想定して早めに準備対策をしている。その点でICTサポートのような情報共有の場はとても役に立ちありがたい場である。 一方で、見えているとどうしても目を使ってしまい、なかなか操作方法、対処方法などが定着しないのも事実であり、さらなる努力が必要と考えている。 使える機能は何でも使う意識で日々使える機能はないかを頭に置きながら業務をしている。 項目の並び替え、レイアウト変更、時短操作、覚えるショートカットキーを少なくする、HTML文字はなるべく通常テキストに置き換える、スクリーンショットは拡大鏡とフォーカス協調機能を併用して撮る セキュリティなどの関係で難しい。 最近職場に「Remote Incident Manager(RIM)」というリモートサポートシステムを導入していただき、視覚障碍者でも遠隔サポートが行えるようになりました。これまで職場に導入されていたリモートシステムは一部の操作にマウス操作が必要でしたが、RIMは完全にアクセシブルに設計されているため、すべての操作をキーボードと音声を頼りに操作することが可能です。これまで遠隔サポートは晴眼者のスタッフが行っていましたが、RIMを導入していただいたことにより、視覚障碍者もお客様のパソコンを遠隔で操作できるため、遠隔によるサポートを提供することが可能になりました。 PCのテキスト拡大機能の活用。 問12 その他ご意見・ご要望があればお書きください。 スクリーンリーダー等を用いて視覚障害者がある程度ICTを使えるとはいえ、スピード等において晴眼者とは同等のレベルには到達しないことはもちろん、そもそも全てのアプリがスクリーンリーダー対応が十分とは限らず、アップデートしたら使えなくなることもよく起きることを世間にもっと周知し、社会全体のアクセシビリティ改善に繋げて欲しいし、自分もやっていく。 弱視に対する情報が不足しているように思います。ぜひスクリーンリーダーを使わなくてもよいレベルの方の情報も扱ってほしい。 ICTはまさに日進月歩の勢いで進歩を続けているものの、視覚障害者のためだけに進歩しているわけではない。時には視覚障害者にとってハードルやバリアになることもある。しかし、そのような苦境に陥ったとしても、自分たちができる妥協策を見つけ出し、素早く実務に落とし込んでいくしたたかさが今後も必要になると思う。 ICTサポート活動 も5年目ですか。ご苦労さまです。できれば、タートルのHPで、これまでに出たQ&Aをまとめて掲載して頂けるとうれしいです。 NVDAやナレーターの研修の機会がもっとあるとよい 大切なこと、皆の役に立つ情報は、同じ内容でも繰り返し発信しても良いのではないかな、と思っています。それはもう知ってる、と言われるかもしれませんが。 プライベートでは、アイフォンをボイスオーバーで利用しています。パソコンもPCトーカーで利用しています。  プライベートは関係なかったらご放念くださいませ。 合理的配慮について勤め先が十分に理解しているとは考えにくい。このようなことについて、相談窓口として機能しているはずの部署であるが、研修等での移動について係長に協力を仰いだが、なぜ自分たちがしないといけないのかと言うような態度をとられた。また。これについて所属長に相談したが、自力で一般職員に協力を仰ぐよう指導された。PC操作についても、データ化された情報をもらえればできる仕事があるにもかかわらず、そのようなことについて検討する意向も見られない。 行政や公共機関、BtoCのWEBアクセシビリティ対応は進みつつあると実感できるのですが、BtoBのアクセシビリティ対応は後回しにされている感があります。企業側も、社内の問題はレピュテーションリスクが低いと判断していることが大きな問題だと思っています。 何か良い相談先はないでしょうか。 スクリーンリーダーと視覚補助具の併用の工夫をアドバイスできる支援者が必要だと思う。 オンライン座談会やメーリングリストで情報交換がなされていても、自分の職場で使っているツールが違い、話が合わないことがよくある。 PC-Talkerの動作が不安定で、どのように解消していけばわかりません。 現状、不具合あったら再起動で乗り切っています。 業務システムについては、新たに開発する際にはアクセシビリティを法改正が必要。 前述の介護記録ソフトの会社は障碍者差別解消法の改正の際に、真剣に取り組んでくれそうでしたが結果、何も進まない状況です。このようなところで、うまくすすめる方法はないものかと思ってしまいます。 Copyright c 認定NPO法人視覚障害者の就労を支援する会(タートル) All Rights Reserved.