おしゃべりサロン/タートルMLなどからの話題(98.3.28まで)

ページ更新日: 1998/03/28

このコーナーでは、タートルMLなどで話題に出たことを載せていきます。


目 次


HTML文書作成入門のホームページ紹介


》Subject: [turtle:806] Re:HP関連〜HTML解説ページ
》Date: Tue, 24 Mar 1998 22:23:00 +0900

 [HTML文書の記述に関するノウハウについて]
わりと超初心者にもわかりやすそうなサイトがあり、それを少し読んでました。
urlは、
http://www.threeweb.ad.jp/~snafkin/make/index.html
です。
古田盟人さんという方のページの一部ですが、内容的には、

 Chapter 1  HTMLの基礎。16進数での色の指定法など。
 Chapter 2  ホームページで扱う画像についてなど。
 Chapter 3  基本的なテーブルタグの使い方。
 Chapter 4  テーブルタグの使い方、ちょっと発展。
 Chapter 5  ちょっと複雑なテーブルタグ。
 Chapter 6  アンケートのようなものの作り方。フォーム解説。
 Chapter 7  ちょっとしたTIPS、画像編。
 Chapter 8  ちょっとしたTIPS、文章編。

のように分かれていて、私などのように、わけの分からないままホームページ
作りかけていた人間には、「おっ、そういうことだったのか!」と今ごろ理解
できたりする部分もあって、とても重宝しそうです。
ちなみに、Chapter 1 のurl は、
 http://www.threeweb.ad.jp/~snafkin/make/make1.html
で、そのあと、make8.html までのファイルになっていました。

以上、ご参考まで。

 [参考まで以下の情報を補足しておきます]
 画像を見ることのできない環境でもそれなりに把握できる HTML を書いてもら
うようお願いしたり、あるいは、自分で工夫しながら書いたりする時に参考にな
るのは・・・ 次の二つがいいんじゃないかと思います。

1. 「優しいHTML」の書き方
http://www.din.or.jp/~tkent/goodhtml.html
2. すべての人にアクセス可能なHTML文書を書く
http://www.twcu.ac.jp/~k-oda/AccessHTML/

 「優しいHTML」の書き方というのは、優しい書き方ということではなく、読ん
だり見たりする側が分かりやすい、読み手にとって優しいという意味だそうです。
ネットスケープなんかを使っていても、アクセス時間を節約するために画像表示
を off にしているケースがあるそうで、そんな時にも把握しやすい HTML を書
く、そのためのノウハウということでしょう。
 それなりに説得力のある観点です、視覚障害者にとっても歓迎すべき視点です。

視覚障害者のための電話によるリーディングサービス(横浜、千葉)


》Subject: [turtle:801] 電話によるリーディングサービス
》Date: Tue, 24 Mar 1998 05:34:21 +0900 (JST)

 視覚障害者対象の電話によるリーディングサービスについてです。
横浜と千葉のものだけですが、他にもその地域地域で同様のサービスをやってい
るところはあるものと思います。横浜のサービスについては以前確認してみたこ
とありますが、横浜や神奈川県に在住の方でなくても利用してかまわないとのこ
とでした。もしかすると、この種のサービスにはあまり在住条件はないのかもし
れません。

========================================================================
1. NTTリーディングサービスよこはま会
 NTTリーディングサービスよこはま会の視覚障碍者に対するリーディング・サー
ビスの内容をご紹介します。

TEL:045−663−5656(こころこころ)
FAX:045−663−8080(ハートハート)

サービス内容:
 1.新聞の代読―朝日・毎日・読売・日経・神奈川新聞の5紙の朝夕刊
 2.FAXの代読―FAXで送った、DM・書類・取扱説明書などの代読
   内容は問わず。代読後はシュレッダーで処分。
 3.辞書引き代行と代読―代読中に出た言葉の意味も調べてもらえる。
   外国語もOK

サービス時間:
 祝・休日、新聞休刊日、年末年始は除く
 毎週月曜日から土曜日 10:00〜15:00

利用料:通話料のみ、有料。

問い合わせ先:NTT神奈川支店・TEL045−651−4071

2. NTTリーディングサービス千葉
 NTTリーディングサービス千葉では、目の不自由な方へリーディングサービス
を行っています。

サービス内容:
・新聞の代読 知りたい情報の新聞記事をお読みします。
・ファックスで送っていただいた書類、カタログなどの代読(お読みした書類
 は、プライバシーを護るため直ちに処分いたします。)
・辞書引き(国語、時事用語、人名、地名等の辞典を用意しております。
 外国語は英語のみ。)

サービス提供日:
 月曜日から金曜日(祝日、休日、新聞休刊日、年末・年始を除く。)
 午前10時から午後3時。

受け付け用電話は、千葉 043-278-8484 (「はなしはなし」と覚えて下さい。)
受け付け用FAXは、千葉 043-278-8285

 通話料は有料ですが、お読みするのは無料です。
 提供は、NTTリーディングサービス千葉。
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メールソフト Winbiff


》Subject: [turtle:644] メールソフト Winbiff
》Date: Fri, 13 Feb 1998 12:04:20 +0900
Winbiffについて

 95Readerのバーション2.0のリリースに合わせ、(株)オレンジソフトのメールソフトWinbiff2.05が、同社のご厚意で95Reader対応となりました。次のサイトにアクセスして、試してみてください。

http://www.orangesoft.co.jp


 ここでは、初めてWinbiffを視覚障害者ユーザーが使う場合に、わかりにくいと思われる点について、簡単に説明しています。
 なお、サーバー接続のための設定については、各ユーザーで環境が異なるので、ここではふれていません。サポートが必要な場合には、周囲の詳しい方や、プロバイダーなどにお問い合わせください。

Winbiffを起動すると、Winbiffウインドウが開きます。このメニューバーには、「ファイル」「ネットワーク」「ヘルプ」があります。
この中で、通常よく使うのは「ネットワーク」の中の、「メールの作成」「メールを読む」です。

1.「メールの作成」
 このコマンドを選択すると、「ひらめーる」の送信ウインドウが開きます。
 このウインドウには、タイトルバーやメニューバーの下に「宛名」「写し」「題名」のエディットボックスが配置されています。そして、その下に、本文のリッチエディットがあります。
 ひらめーるが開くと、フォーカスは宛名にあり、メールアドレスが入力できる状態になっています。Tabキーで、写し、題名、本文のリッチエディットと順番に移動できます。前に戻るときは、Shift+Tabです。

(1)アドレス帳の使い方
 アドレス帳は、メールアドレスのリストです。ここから、目的のアドレスを選択すると宛名のエディットボックスに転記されます。
 じつはひらめーるが開くと、ひらめーるのウインドウの上に、アドレス帳のウインドウが開いています。「ファイル」メニューの「アドレス帳」(ショートカットはCtrl+Alt+W)を選択すると、フォーカスがアドレス帳に移ります。上下の矢印キーで目的の宛名をさがします。見つかったら、Enterキーを押します。これでその宛名が宛名のエディットボックスに表示され、そのメールアドレスがWinbiffに指定されます。
 つぎにEscキーかAlt+F4で、アドレス帳を閉じます。フォーカスは宛名のエディットボックスに戻ります。
 Tabキーを押して、写しのエディットボックスにフォーカスを移動します。画面には、またアドレス帳が開きます。写しを送りたい場合は、ここにメールアドレスを入力するか、上に述べた方法でアドレス帳に移動して、宛名を選択します。

(2)アドレス帳の編集
 まず、ひらめーるからアドレス帳にフォーカスを移動します。「編集」メニューの「新規作成」から「アドレス」サブメニューを選択します。すると、アドレスの作成ダイアログボックスが開きます。あとは、Tabキーで移動して、必要な事項を入力します。なお、アドレスの登録については、「メールを読む」の中で説明します。

(3)署名について
 一般にメールには差出人の名前、所属、連絡先などを書きますが、これを署名といいます。署名をその都度入力するのでは能率が悪いので、あらかじめ登録しておき、自動的に挿入することができます。自動挿入には、ひらめーる起動時の挿入と、メール送信時の挿入の2つの選択肢があります。 署名に関連したコマンドは「署名」メニューに集められています。また、署名の作成は、後で説明するWinbiffウインドウの「ネットワーク」メニューの「環境設定」の中にあります。

(4)添付ファイル
 メールには複数の既存ファイルを添付することができます。ちょうど手紙に別の手紙や書類を同封するようなものです。
 ファイルを添付するには、「ファイル」メニューの「添付ファイル」の「追加」のサブメニューを選択します。すると、ちょうどファイルの「開く」と同様のウインドウが開きますので、目的のファイルを選択します(Enterキーを押します)。
 ファイルを添付すると、画面では題名のエディットボックスと本文のリッチエディットの間に「添付」のリストビューが開き、添付されたファイル名が表示されます。Tab(またはShift+Tab)でこのリストビューに移動して、矢印キーで添付ファイル名を読み上げさせることができます。

2.メールを読む
 Winbiffウインドウの「ネットワーク」メニューから「メールを読む」を選択すると、「ひらめーる」のメールの受信ウインドウが開きます。
 このウインドウは、タイトルバー、メニューバーの下が、左右に分割されていて、左のエリアがキャビネットのツリービュー、右のエリアはリストビューと本文のリッチエディットになっています。添付ファイルがある場合には、さらに、右エリアの本文のリッチエディットの下に添付ファイルのリストビューが追加されます。これらの間を移動するには、TabキーまたはShift+Tabを使います。
 このウインドウが開いたときは、フォーカスはInboxの内容を示すリストビューの新しいメールの上にあります。メールのリストビューで、読みたいメールを選ぶには、上下矢印キーで移動していきます。また先頭、末尾にジャンプするにはHomeキーとEndキーを使います。
 目的のメールに移動したら、Tabキーで本文のリッチエディットに移ります。後は、Ctrl+A(全選択)そしてCtrl+C(クリップボードにコピー)で、全文読みができます(95Readerのクリップボード読み上げをチェックしておくことが必要)。もちろん矢印キーで1行読みや1文字読みができます。

(1)キャビネットについて
 デフォルトでは、ローカルPCの下に、つぎのキャビネットがあります。
Draft 作成途中のメールを保存しておく
Inbox 受信したメールの保存場所
Outbox 送信したメールの保存場所
Outgoing 作成したメールを次にとーバーに接続する待て送信待機の状態で一時保存
Trash 削除したメールを念のため保存
 さらに、キャビネットやその下のフォルダは、「ファイル」メニューの「新規作成」のサブメニューで追加作成することができます。
 なお、右矢印キーで、ローカルPC、各キャビネット、その下のフォルダと順番に開くことができます。左矢印キーは、逆に閉じていきます。
 このツリービューのキャビネットまたはフォルダの上でEnterキーを押すと、右側のメールのリストビューにフォーカスが移動します。そのとき、そのキャビネットやフォルダの中の未読メール数、マークをつけたメール数、そしてメール総数も読み上げます。

(2)メールの整理
 「メール」メニューの「移動」を選択すると、キャビネットのツリービューが開き、メールのリストビューで選択したメールを目的のキャビネットやフォルダに簡単に移動できます。特にキャビネットのツリービューで、標準の移動先フォルダを指定しておくと、「メール」メニューから即座にメールを移動できます。

(3)新着確認
 「ファイル」メニューの「新着確認」で、新着メールの有無が確認できます。このコマンドを選択すると、新着メールがあると、その旨音声で知らせます。新着メールがない場合は、ちょっと素っ気ないのですが、「メニュークローズ」と95Readerは画面の変化を伝えるだけです。新着確認のコマンドは、Winbiffウインドウの「ネットワーク」メニューにもあります。

(4)アドレスの登録
 届いたメールをリッチエディットに表示している状態で、目的のアドレスをShift+矢印キーで選択します。その上で、「編集」メニューの゛選択したアドレスを登録」を選択します。あとはアドレスの作成の場合と同じです。

(5)添付ファイルを読む
 添付ファイルを読むには、Tabキーで添付ファイルのリストビューに移動します。そして、目的の添付ファイルに移動したら、「メール」メニューから、「添付ファイル」「表示」と選択していきます。あるいは、後で説明するShift+F10でコンテクストメニューを出して下矢印キーで「表示」を選択します。すると、添付ファイルのリッチエディットが開きます。後は本文のリッチエディットと同様の方法で読み上げさせます。Alt+F4で、この添付ファイルのリッチエディットが閉じて、添付ファイルのリストビューに戻ります。
 なお、上のコンテクストメニューを使う場合は、日本語入力システムをオフにしておいてください。

3.環境設定
 Winbiffウインドウの「ネットワーク」メニューから、「環境設定」を選択すると、「環境設定」のウインドウが開きます。
 なお、以下ような環境設定を行った後、最後に「環境設定」のダイアログボックスをOKで閉じることを忘れないでください。

(1)定期的な新着確認
 この機能を設定しておくと、一定間隔で新着確認をして新着メールがあるときは、音声で知らせます。
 「環境設定」のウインドウのアカウントのリストビューで、上下矢印キーを使ってアカウント(サーバー)を選択します。つぎに、Tabキーでプロパティ・ボタンに移動してEnterキーを押します。
Ctrl+Tabで「受信」のタブに移動します。そしてTabキーで「定期的に新着確認をする」のチェックボックスに移動して、スペースバーでチェックします。つぎにTabキーで確認の間隔時間(単位は分)のスピンボックスに移動して、矢印キーでチェックの間隔を指定します。そしてOKボタンを押します。

(2)オフラインでの利用
 この機能を使うと、サーバーに接続していなくても、メールの読み書きなどができます。
 「環境設定」のウインドウで、Ctrl+Tabで「その他」のタブに移動して、「オフラインを許可する」のチェックボックスをチェックします。そしてOKボタン和押します。

(3)署名の作成
 署名の作成は、通常の操作とは異なりますので、十分に注意してください。
 Winbiffは、アカウントの作成のときに入力したユーザー名とユーザー・アドレスによって、自動的に署名1を作成します。そのまま署名1を使うのが一番簡単です。
 Winbiffでは、署名1、署名2、署名3の3つの異なる署名を登録しておけます。
 ますWinbiffウインドウの「ネットワーク」から「環境設定」を選択します。Ctrl+Tabで「署名」のタブまで移動します。ここから、注意が必要です。Shift+Tabで、通常とは逆回りにフォーカスを移動します。すなわち、「タブ」「ヘルプ」「キャンセル」「OK」「署名を入力してくださいのラジオボタン」「署名を入力してくださいのエディット」の順に移動します。
「署名を入力してくださいのラジオボタン」と読み上げたら、左右の矢印キーで署名1、署名2,署名3の一つをを選択します。そして、「署名を入力してください」のエディットに移動して、名前、メールアドレス、所属、連絡先など随意に署名を作成します。そして、またShift+TabでOKまで移動してEnterキーを押します。これて、作成した署名が登録されました。
 くれぐれも、「署名を入力してくださいのエディット」に移動した直後に、EnterキーやTabキーは押さないでください。入力されている署名が選択(反転表示)された状態になっているので、EnterキーやTabキーを押すと、その署名が消去されてしまいます。

4.その他
(1)Winbiffへのフォーカスの移動
 Winbiffが起動しているとき、他のウインドウからWinbiffウインドウにフォーカスを移動するには、Alt+Escによるタスク切り替えよりも、スタートメニューまたはプログラムメニューからWinbiffを選択するのが便利です。これによって、複数のWinbiffウインドウが開くことはありません。

(2)コンテクストメニューの利用
Windows95では、Shift+F10で、その状況に応じたコマンドがプルダウンメニューとして画面に現れます。画面に現れたときは音声はありませんが、上下矢印キーで項目を移動すると各項目を読み上げます。これをコンテクストメニューと言いますが、Winbiffにもこのメニューが用意されています。

 以上、初めてWinbiff2.05を使われる方には、わかりにくいと思われる点を簡単に説明しました。
 上に述べたように、Winbiff2.05は、(株)オレンジソフトのご厚意で、95Reader対応にしていただきました。今回は、音声化の項目を障害者職業総合センターがお願いしましたが、今後も、オレンジソフトでは、ユーザーの要望を取り入れながら、Winbiffのバージョンアップを図られるそうです。ぜひ、みなさんも正規ユーザーとして、Winbiffを使い、かつ要望を出していただいて、Winbiffをより視覚障害者に使いやすい「バリアフリー」のメールソフトにしていただければと願っています。

障害者職業総合センター(TEL 043-297-9035)



》Subject: [turtle:761] Winbiffについて
》Date: Sun, 15 Mar 1998 17:36:24 GMT
 さて、今日は音声対応しているWindows95用メールソフトを紹介しま
す。Winbiffと言う名前ですが、これは以前にもMLで紹介されています
ので、特に目新しいと言う訳ではありませんが、最新版が出ていますので、ご案
内します。このメールもWinbiffで書いています。私の感想では、かなり
使いやすいソフトだと思います。また、ExcelやWordなど他のファイル
を添付したメールの送受信が出来る等機能的にも結構充実しています。
 このソフトはシェアウエアと言う種類のソフトで、手に入れる事は自由に出来
ますが、継続して使う時は料金(このソフトの場合3,000円)を支払って
ユーザーとなるものです。
 入手方法は以下のHomePageにアクセスしてダウンロードする訳です
が、ファイルのサイズが2.5MBとかなり大きいので、速度の低い通信で行うと
時間がかかります。ちなみに、私がHomePageReaderを使用して、
28.8bpsでダウンロードした場合には訳20分で受信出来ました。

http://www.orangesoft.co.jp/

ここへアクセスすると「ダウンロード」と言うリンクがありますので、ここへリ
ンクし、以下のFTPアドレスを選択します。

ftp://ftp.orangesoft.co.jp/pub/Winbiff20

ここで以下の名前のファイルを選択してダウンロードします。

wb205f2.exe
(このファイルは2527KBあります。)

WINDOWS95&PC-98関連: サポートプログラム


》Subject: [turtle:786] サポートプログラム
》Date: Sat, 21 Mar 1998 09:44:38 +0900
 このMLの参加者にも、パソコンはNECのPC98を使い、WINDOWS95を95リーダーで利用されている方が多いかと思います。

 このことは実際に体験されている方もいるかと思いますが、95リーダーで音声を出しながら、フロッピーディスクを動作させると、たまに音声がどもり続け、あげくはフロッピーディスク内のデータを破壊してしまうことがあります。

これまでこの原因は、自分の使用しているパソコンのCPUの処理速度が遅いためだと思っていましたが、そうではなくNECのPC98のハードウェアの構成によるものでした。要するに映像と音声を出力しながら操作するマルチメディアにきちんと対応していなかったということです。詳しいことを書くと長くなるので省略しますが、この件の解決策はNECのサポートプログラムの中に「サウンドFD衝突回避プログラム」というのがあり、それをインストールすることで解決できます。

 これは従来型のPC98(NXシリーズ以外)のほとんどの機種が該当します。(従来型などと言わなきゃならないなんてちょっと悲しい)

 このプログラムの入手方法は、NECのホームページ

URL= http://www.nec.co.jp/ 

 ここから[DRIVERのダウンロード]に入り、順に進んでいくことで入手できます。

 もう1つの方法はNIFTYSERVEで、GOコマンド

 GO FNECINFO

 これでNEC INFORMATION CENTER FORUMに入り、4:データライブラリーの9番NECサポートプログラムのデータ番号324をダウンロードしてください。

 以下にNIFTYからのデータを一部入れておきます。


 324 KYI04130 97/01/30 409252 3784 B
[W95]サウンド・FD衝突回避プログラム(Np,Nf除く)


補足説明:

【ソ フ ト 名 】 サウンド・FD衝突回避プログラム

【登 録 名 】 SNDX.EXE

【著 作 権 者 】 日本電気株式会社

【対 応 機 種 】 NEC PC-9800 シリーズ


(中略)



上記対象機種で、Microsoft(R)Windows(R)95をお使いの時、フロッピーディスク

にデータ書込中に、16Bitのステレオ再生または録音を行うと、フロッピーディスクに

データが正しく保存されない場合があります。



この現象を回避するには「サウンド・FD衝突回避プログラム」(以下「本ソフト

ウェア」といいます)をご使用ください。


(後略)


 NIFTYからの引用は以上です。

 ちなみにDOSV機(特にIBMの機種)などは、このような問題は、起きていないようです。

メールマガジン関連: FieldGate Internet NOW


》Subject: FieldGate Internet NOW
》Date: Thu, 19 Mar 1998 17:44:00 +0900

 「FieldGate Internet NOW」が音声対応版を発行するとのことです。以下は
http://www.inet-now.com/internetnow.html
のホームページより引用します。バックナンバーはこのホームページで読むこ
とができます。

---------- ここから ----------
* FieldGate Internet NOW!音声対応版を発表
 FieldGateは本日、インターネットのバリアフリー化を推進すべく、テキ
スト読 み上げソフト利用者を対象とした「音声読み上げ対応版」を発表い
たしました。 障害者をはばむ制約やバリアを取り除き、情報の発信と受信
のチャンネルを開く ことを目的として、通常のInternet NOW!を「読む」
のではなく、「聞く」読者の ために再編集いたしました。3月25日よ
りInternet NOW!と同様、毎日無料配信い たします。情報の共有化を目指
すコンテンツ作成集団「FieldGate」が放つ新たな ラインナップに、ご期
待下さい。
(音声対応版 編集長 本田 繁次)
購読申し込みはメールアドレス
invadd@inet-now.com
までお願いいたします。(無料)
---------- ここまで ----------

二見訴訟報告


》Subject: [turtle:777] 二見訴訟報告
》Date: Thu, 19 Mar 1998 01:06:57 +0900
 3月11日午前、大阪地裁にて二見訴訟第6回公判が開かれました。
 当日も、公判に先立ち、早朝からのビラ宣伝行動が行われたようです。
 それによると、裁判の今までの特徴は、
 (1)関電側は、「基本的能力として視力を要する」を繰り返していること。
 (2)障害者基本法を始めとする現在の世論の流れからみて、「障害者雇用の
促進に努力すべきだ」との、私たちの主張に対し反論できないでいること。
 これに尽きます。

<二見徳雄さん>
 また、運動の点では、関電本店前を始めとする早朝宣伝を続け、2,000枚
のびらを配布し、受け取りもよいこと、さらに、傍聴支援についても常に法廷を
満員にしていただいていることで、世論や裁判所にアピールしていると思ってい
ます。

<第5回公判について>
 12月17日、第5回公判が開かれましたが、法廷に入り切れない人がでるほ
ど、傍聴席は満員でした。
 法廷では、二見さんの代理人である蒲田弁護士が次のように陳述しました。

<蒲田弁護士の陳述要旨>
 被告(関西電力)は二見さんの仕事について、「原告(二見さん)の視力障害
では、とうていその職も全うできないと判断した」などと言うが、二見さんが休
職前に行っていた設計・運営の業務はデスクワークが中心であり、拡大読書器や
パソコン画面拡大装置などを使えば遂行できるし、現場の確認などは補助者が一
緒にいくことで遂行できること、また、被告には、障害者基本法に即して、障害
を補助する設備や適切な職業訓練をへて、中途障害を持った労働者が従来の業務
に従事できるようにする義務があることを明らかにしました。
 さらに、被告の主張について、このような原告の業務の状況を無視して、「原
告の視力障害では職務が全うできない」と言っており、極めて作為的であり、不
当であると指摘しました。

タートルの会交流会「障害者と生命保険」の速報


》Subject: [turtle:759] 交流会速報
》Date: Sat, 14 Mar 1998 18:22:42 +0900
−−−
タートルの会交流会「障害者と生命保険」
講師:東邦生命保険相互会社 営業部 川添直行課長
平成10年3月14日(土)
場所:社会福祉法人 日本盲人職能開発センター

[加入者制限について]
 健常者であっても,血圧が高い,尿に糖が出ている,肥満が度を越している
などの条件があれば生命保険には入れない.障害者に関しても加入条件は同一
のものが適用されるため,最初から門を閉ざしているわけではない.
 ただ,問題になるのは障害の程度が固定しているかということである.生命
保険には高度障害(身障手帳1級)給付という条項があるために,進行中の障
害であると加入に支障が存在する場合もある.一定期間(数年間)おいて診断書
を提出することで,障害が固定していることを確認できれば加入が認められる
ことがある.
 条件付き契約として,例えば視力障害の高度障害に関しては保険金支払いの
免除になるような条項を付け加えることで生命保険に加入することができる.
一度,高度障害給付を受けた人もその高度障害を除外することで再加入は可能
である.但し,加入希望者の側からそれを提案するのではなく,保険会社から
条件を提示するという形になるために,希望の契約形態が可能かはケースバイ
ケースになる.査定基準は一切公開されておらず,営業担当者は経験則のみで
勧誘を行っている.
 契約前5年間を溯って障害の状況などについて加入者が告知義務を果たさな
かったときには,保険会社から契約解除となる.ただし契約後2年間を経過し
た場合には保険会社からの契約解除はできなくなる.この告知義務は加入時点
にのみあり,契約締結後に障害の状況・健康の状況が変わったとしても告知義
務は無い.

[3点セット]
入金・加入申込書・査定書が全部揃った時点が契約締結となる.締結権を持っ
ているのは保険会社だけであって,営業担当者や診断医師にはない.

[保険の種類]
定期保険:掛け捨て,期限内
終身保険:必ず保険金支払がある
医療保障保険:医療費関係についてのみ保険対象で,生命保険の特約の場合が
多いが単品でも存在する.代表例はガン保険.
生存給付金付生命保険:定期的(3年もしくは5年)に
生前給付型生命保険:ガン告知や脳血管障害,重度慢性疾患などが生じたとき
に,生きている間に保険金がもらえる.

一般的に保険は以上の種類の保険を組み合わせて商品にしている.

[保険の活用]
 保険商品を購入する際にあれもこれもと目的がいくつも合わさって中途半端
な高額な保険になっていることが多い.遺族保障,医療保障などどの目的を重
視するかによって,最適な保険の組み合わせは異なる.保険の目的を決める,
何が必要な保障なのかを見極めることが良い保険を選ぶコツになる.

[保険新商品の例]
健康体保険:身長体重のバランスが良くて,健康状態も良好,運転事故歴の有
無が加入審査で問われる.加入条件が厳しい代わりに保険料が安くなる.これ
は東邦生命だけの独自商品.他にはアリコ生命や第百生命は非喫煙者保険を出
している.

保険のビッグバンが進行中のため,今後も様々な保険商品が出てくると予想さ
れる.

[簡易保険について]
 郵便局で販売している簡易保険は民間の生命保険とほぼ同じような内容であ
る.ただ保険金上限があることや,保険商品の構成の多様性は期待できない.
加入条件は無審査であることも手軽である.

[住宅ローンに付帯する生命保険について]
 住宅ローンを組む場合に加入を義務づけられるような生命保険は個人保険で
はなくて,団体信用保険と呼ばれる種類のものであるから,最初に視覚障害が
あることを事前告知していれば加入には問題が無い.

[家族保険契約について]
 高度障害給付を受けるのが主契約者かどうかが問題となる.家族保険契約は
主契約者以外の分は特約として扱われているため,家族が高度障害給付を受け
た場合にも主契約部分については変更はない.しかし,高度障害給付を受ける
のが主契約者であれば給付によって保険契約が終了してしまうために,家族の
分については再契約が必要になる.
−−−

タートル会員の北神さんが参加される合唱コンサート


*日時:1998年4月30日(木) 19:00開演
*場所:サントリーホール(赤坂)
*曲目:メンデルスゾーン 詩編題42編(オーケストラ付きの合唱曲)
             交響曲題2番「賛歌
*問合せ:北神(TEL:045-904-2588)

図書「職場に光をかかげて」から


》Subject: [turtle:755] 「職場に光をかかげて」から
》Date: Fri, 13 Mar 1998 22:50:40 +0900
  ---ここから---
◇「職場に光をかかげて〜失明した労働者が職場に戻った日〜」
株式会社新日本出版社
  1981年5月25日発行
  中邨紀久雄(なかむらきくお) 著
   「職場に光をかかげて〜失明した労働者が職場に戻った日〜」

[この本は既に絶版ですが、テープ図書が静岡点字図書館にありました。]

あとがき

 一九八一年は、国連によって国際障害者年と定められ、今後十ヵ年にわたる
「障害者の社会への全面参加と平等」をめざした行動実施の初年度にあたる。国
連は障害者の雇用促進を最重点課題のひとつとして提起している。
 しかし、日本における障害者施策は、欧米に比べても極度に貧しく、雇用、生
活、医療、教育、街作り、施設などそのどれをとっても満足なものはない。なか
でも、職業・雇用問題がもっとも立ち遅れている。いまなお、労働者が重度の障
害者となったら当然の事として解雇され、それに対する法的歯止めもほとんど無
い。障害者がどんなに働きたいと願っても、官民を問わず積極的に採用する所は
稀である。たまに重度障害者が雇用されると、「美談」としてマスコミを飾るほ
ど少ないのである。
 人が生きるためには、なんらかの形で働かなくてはならない。その収入で衣食
住をまかない家族の生活を支え文化生活を営む。また、労働は社会発展の原動力
であり歯車である。社会的に疎外された障害者にとって、労働は本能に近い願い
であり心の叫びである。
 一九七六(昭和五十一)年六月、身体障害者雇用促進法が改正され、それまで
のザル法的性格が大幅に改められた。民間企業に対しては身障者雇用が明確に義
務づけられ、それに反した企業には罰則金(身障者雇用納付金)を課し、悪質な
事業主は公表できると定められた。
 ところが、この法改正にあたって官公庁に関する部分には、全く手が付けられ
なかったのである。法定身障者雇用率は、職員の一・九パーセントと引き上げな
がら、民間企業のように「雇用」を義務とするのではなく「採用計画作成」のみ
が義務だとされている。当然、障害者を採用しなくともなんらの罰則がなく、制
裁としての公表も免除されている。
 率先して障害者を採用し模範を示すべき官公庁がこれでは、民間企業において
雇用が進むはずがない。一九八〇(昭和五十五)年六月の労働省統計によれば、
民間事業所の身障雇用率は平均一・一三パーセントで、法定雇用率一・五パーセ
ントにはるか及ばず、一、000人以上の従業員を擁する大企業に至っては〇・
九〇パーセントでしかない。
 障害者の雇用は、法律だけに頼っていたのでは決して進まない。組織的な運動
が不可欠である。
 馬渡さんの復帰以後、障害者雇用運動が各地で起こり、京都府、新潟県糸魚川
市では中途失明者の復職に成功している。七七年五月には「神奈川県視覚障害者
の雇用を進める会」が結成され、県や市へ視障者を毎年採用させるとともに、七
九年には全国に先がけて神奈川県職員採用試験に点字で受験することを認めさせ
た。さらに、県が今後一〇年間に障害者をこ00名以上採用する「障害者採用三
%計画」の実施に踏み切ったことも、運動の成果である。
 七七年七月、全日本視力障害者協議会と日本盲人福祉研究会が共催して「視覚
障害者の雇用を進める全国大会」を東京で開催し、それが後に視覚障害者雇用促
進連絡会議(初代会長、本間一夫氏〔日本点字図書館館長・全盲〕。現会長、松
井新二郎氏〔日本盲人職能開発センター所長・全盲〕)に発展した。視障雇用連
は、請願署名運動、国会陳情、労働省・厚生省・総理府などとの交渉、全国自治
体アンケート、全国集会開催等々、不自由な眼をものともせず盲人の雇用を求め
て精力的に活動を展開している。そして発足以来「障害者を新たに採用するどこ
ろか、障害者の免職を認める法律を存在させていることは許せない」と、国家公
務員法第七八条第二号の改正を要求し再三にわたる人事院交渉を行なってきた。
 その結果、法改正までには至らなかったが、七九年十二月に通達を出させるこ
とに成功した。「職務に支障をきたす障害者になったからと言って、ただちに免
職すべきではなく、障害の程度に見合った適材適所への配置換え・降任その他の
措置をとってもなお職務に堪えられない場合に限り免職できる」という内容で、
任命権者の裁量にヵセをはめたわけである。一定の前進ではあるが、不当な法律
の方は依然として今も存続し、しかも通達には、復職に欠かせない訓練や研修を
義務付けることが盛り込まれなかった。
 私は馬渡闘争の中で、労働者にとって障害者問題は決して他人事ではないと痛
感した。私たちの住む日本は労働災害、交通事故、薬害、公害、難病、脳卒中な
どでいつ誰が障害者になるかわからない状況にある。明日はわが身かも知れない
のである。
 労働組合は、労働者のより働きやすい職場をつくり、より豊かな生活を保障す
るためにある。同時に、労働者雇用にたいする社会的責任ももっている。とする
なら、現に同じ職場で働く「障害を持つ仲間」の労働条件や職場環境の改善、生
活確保に取り組むことが、国際障害者年にあたってのたいせつな課題ではないか
と思う。そこから障害者の雇用をめざす運動との連帯も築かれるのではないか。
障害者問題を自らのものと位置づけたとき、その労働組合の障害者対策は地につ
いたものとなると私は確信する。すでに国公労達、自治労など、いくつかの労組
がそのとりくみにかかっている。

 本書は、全日本視力障害者協議会の機関誌「点字民報」に連載された「馬渡闘
争の記録」をまとめたものである。復職以後の経過については、元気に活躍する
馬渡さん本人に書き加えてもらった。
 執筆するにあたっては、神奈川視力障害者の生活と権利を守る会の市川邦也、
池ヶ谷勝美、鈴木三郎ほか多くの方がたに貴重な御意見をいただいた。上梓に際
して全税関労組横浜支部の高嶋昭、岩元秀雄、氷見英治、土屋光昭、辻和也、信
夫鉄也の諸氏とは再三の集まりを持ち推敲を重ねた。また新日本出版社編集部の
五十嵐茂氏には、数かずの適切なアドバイスをいただき、ようやく出版まで糟ぎ
つけることができた。発刊にあたり、この場をお借りして、前記の諸氏に厚く感
謝の意を表したい。
 一九八一年四月
  中村きくお

  ----以上おわり--

電子ブックのリストが載っているサイト


》Subject: [turtle:695] パソコン辞書
》Date: Fri, 27 Feb 1998 11:52:02 +0900
www上で電子ブックのリストを見つけました。
それぞれクリックするとより詳しい情報が表示されるようなページです。
電子ブックコンソシアム(だったかと思います)のデーターを使っているようです。
Indexもあります。
http://www.tosho.co.jp/EBXA/library/index.html
その中に次のものがありました。

1. EBコンピューター用語辞典第2版 英和・和英/用例・文例

2. インタープレス版電気・電子・情報用語対訳辞典 英和・和英

価格については消費税などで変更の可能性があるとのコメントでしたので、

メールマガジン「ウェルネスライフ」のご紹介


》Subject: [turtle:560] メールマガジンのご紹介
》Date: Sun, 18 Jan 1998 22:41:25 +0900
 メールマガジンとは定期的に電子メールで配信されるニュース媒体です.
名前は「ウェルネスライフ」といい,クララオンラインという会社が週1回発
行しているもので,購読料は無料です.内容としては,福祉関連商品情報をコ
メント付きで紹介したり,福祉関連イベント情報も都道府県別に充実していま
すし,障害者向けの就職情報やお知らせを掲載しています.それぞれについて,
URLが付記されているのでオリジナル情報にもすぐにアクセスできます.

申込方法は,http://www.clara.co.jp/ で必要事項を記入するだけです.
なおバックナンバーは以下で参照できますので,内容を確認されたい方はどう
ぞ.http://www.releenet.co.jp/link/wellness/wellness.html
 (中略)
また,このメールマガジンはインターネットの本屋さん『まぐまぐ』
(http://www.mag2.com/)を利用して発行しているため,ここが発行する他のメ
ールマガジンの一覧が週2回ほど届くようになります.

そもそもクララオンラインとはどんな会社かというと,家本賢太郎さんという
社長が経営する合資会社で,ネットワーク事業などを主な業務としています.
この会社は注目されていて,日経新聞でも取り上げられたことがあります.家
本さんは自身が下肢に障害を持ち車椅子での生活をされていますが,高校受験
の際に教育委員会に十分な配慮をしてもらえなかったことから進学を断念し,
15歳にして会社を設立して社長業をこなされています.

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